第1話〜第13話
第14話〜第26話

第1話「それは☆乙女の一大事」
2004年9月30日

鴇羽舞衣は、弟の巧海と共にフェリーの船上にいた。両親を亡くした二人が、奨学金を受けることのできた「風華学園」に転入するためである。その船旅の途中、巧海は海上に漂う人影を見つける。それは、傍らに身の丈よりも大きな剣を携えた、まだ年端も行かない少女だった。成り行きで人命救助にあたった舞衣は、その場に居合わせた楯祐一と宗像詩帆が、偶然にも風華学園の生徒だということを知る。船長に呼ばれブリッジへ向かう舞衣と祐一。ちょっとしたことで衝突する二人に、突如現れたライダースーツ姿の侵入者が襲いかかる。祐一は昏倒し、舞衣は締め上げられ少女の居場所を問われる。舞衣たちが少女の眠る医務室へと足を踏み入れた途端、少女と侵入者の間で、不可思議な力同士の戦いが火蓋を切った。

第2話「ヒミツの放課後」
2004年10月7日

焼け焦げた学園の敷地内で、大きな剣を持ったフェリーの少女と一緒に倒れていた舞衣は、生徒会室で執行部長である珠洲城遥に詰問を受けていた。だが、問いただされても何も判らない舞衣は戸惑うばかり。生徒会長の藤乃静留、副会長の神崎黎人の便宜でその窮地を脱するが、編入先のクラスで祐一とまた顔を合わせてしまい辟易する。惨事の跡を背に、級友の瀬能あおい、原田千絵から問われ、またも困惑する舞衣の目に、昨夜の襲撃者、玖我なつきが映る。フェリーの少女との衝突を恐れた舞衣は、少女を探し学園を駆ける。ようやく見つけたとき、少女は空腹のため倒れてしまう。自分の寮室内に運びいれ、料理を振舞う舞衣。少女は名を美袋命といい、ある使命のもと学園に来たのだという。

第3話「炎の舞/星の誓い」
2004年10月14日

謎の少年、凪の言葉を受け、舞衣はたまたま居合わせたなつきと共に、巧海の元に駆けつける。学園裏山の不思議な遺跡の中、心臓発作で倒れる巧海の前に、巨大な怪物・オーファンが姿を現す。巧海を守ろうとその間に立つ舞衣に、オーファンの爪が襲い掛かる。刹那、光の炎に包まれ、命やなつきと同じように、HiMEとして覚醒する舞衣。その力の一つ、HiMEの従者・チャイルドを舞衣は呼び出す。それは昨夜、沈み行く海の中でおぼろげに見た、炎の竜・カグツチだった。力の制御ができないかのように吐き出されたカグツチの炎は、オーファンごと裏山の一部を灰じんと化す。意識を失った巧海を保健室へと運び込んだ舞衣は、祐一の案内の下、学園理事長の邸宅へ向かう。メイド姿の姫野二三がうやうやしく迎えた先にいた理事長、風花真白は、齢十一歳の車椅子の少女だった。

第4話「風のイ・タ・ズ・ラ」
2004年10月21日

季節は夏。なつきは水泳の授業で、プールサイドにいた。男子と女子から向けられる欲望と羨望のまなざしを気も留めず、更衣室に戻るなつき。その冷静な表情は、自分のロッカーを開けた途端、驚愕のそれに変わるのだった。学園を横行する下着ドロの噂は、昼食中の舞衣たちの耳にも届いていた。ひとしきりその話題で盛り上った後、舞衣と命は水晶宮の中、武田の前で固まっているなつきを目にする。やおら臨戦態勢を取る命となつき。そのとき、一陣の風が吹き上がり、なつきのスカートが舞い上がった。本来穿いてあるはずのものはそこになかった。下着を盗んでいるのが実はオーファンの仕業であることを知ったなつきは、女子寮に罠を張り、オーファンの出現を待つのだった。

第5話「雨−−。涙……」
2004年10月28日

振りそぼる雨に子供の頃のことを思い返しながら、友人からの遊びの誘いも断り、今日もバイトに精を出す舞衣。病院へ向かう巧海の付き添い帰り、街中でオーファンらしき影を見かけるが、自分には関係ないとそれを追求せず。しかし、翌日耳にすることになったバスの事故に、昨日自分の見たものとの因果性を感じざるを得ない。バイトが休みだということでクラスメイトを遊びに誘うが、みな所用のためとなぜかつれない態度。一人街をぶらついても楽しくなく、帰ろうと思った矢先、事故を引き起こしたオーファンを見つけてしまう。自分でもどうしたら良いのかわからないままにその姿を追いかける舞衣。辿り着いた先に見たものは、転倒したバス、怪我を負い、おびえた様子の乗客たち、別ルートからそれを追っていたなつき、そして怪しげな黒服だった。立ち寄った病院で祐一他クラスメイトと鉢合わせる舞衣。先日のバスの事故に巻き込まれ、入院した先生の見舞いに来たのだという。舞衣はお見舞いのカンパの話を知らず、巧海の病気のことなどで気遣いされていたとわかる。複雑な想いでその場は取り繕うも、降り続ける雨の中、祐一の前で泣き出してしまう。

第6話「もえる十七歳(^^;)」
2004年11月4日

バイト中、そこでの友人、杉浦碧と話に花を咲かせていると、巧海、命のほか、祐一と詩帆がファミレスにやってくる。詩帆の祖父の家である封架神社で、今度結婚式が行われることとなり、その手伝いの人手を探しているという。興味もあり、バイト巫女の話を引き受ける舞衣たち。式の前日から泊り掛けで神社に行くことになる。式当日、必要なものを倉に取りに向かった舞衣は、その中で怪しげな変装をした碧と出くわす。「何でこんなところに?」「深いわけが…」。問答している折にもつれ、倉の奥、開かずの扉の向こうへと倒れこむ二人。そこは小部屋のような造りの洞窟で、HiMEの痣とよく似た形の壁画をその奥の壁に見つける。と、突如起きる地響き。逃げ出す舞衣。崩れ落ちた倉の洞窟から現れた岩のようなオーファン。地鳴りを聞いて駆けつけた命、なつき共々、そのオーファンの攻撃をかわし切れず、窮地に追い込まれる三人。そこに一陣の閃光が走り、一つの人影が出現した。

第7話「迷子の仔猫たち」
2004年11月11日

風華町の隣町である夜の月杜町。その街中で風華にやってきた本来の目的でもある、自分の兄へ思いを馳せる命。その兄の面影に良く似た姿を追うが、それはなんでもない、今風のただの若者だった。だが、その隣に自分のクラスメイトの結城奈緒の姿を見る。何事かと後をつけると、二人は工事中のビルの中に消えていった。そこで命が目にしたものは、HiMEの力を使い、好き放題なことをしている奈緒だった。翌日、ちょっとしたことで舞衣と気持ちがすれ違い気味の命は、兄探しをするという名目で、今晩も夜の街に出向かないか、という誘いを奈緒から受ける。舞衣はそんな命の様子に気付かず、凪から命が夜に月杜町に出向いていること、そして危ないことをしているという話を聞かされる。夜の街に赴き、怪しげなクラブで一番地の情報を集めていたなつきの協力も仰ぎ、命探しに奔走する舞衣。そこで目にしたものは、若い男を伴って路地裏へと消えていく命と、その後ろを付ける奈緒の姿だった。

第8話「たいせつなもの。」
2004年11月18日

風華学園では秋の文化祭とは別箇に、地元企業や学園関係者の会社も出展する創立祭というものがある。日暮あかねは恋人の和也と一緒にそのイベントを楽しんでいた。舞衣は、そんな様子のあかねに、いつもと違った何かを感じながら、巧海と創立祭を回っていたところ、生徒会での仕事中の祐一、黎人と会い、その手伝いをすることになる。舞衣たちは、急遽必要となった机を搬出するために、図書館へと向かう。祐一の悪ふざけから、地下書庫のさらに地下、洞窟のようになったところへ落ちてしまう四人。巧海と祐一は、そこに出現したオーファンに襲われ気を失う。黎人の前で力を発動させることに逡巡するも、カグツチを呼び出す舞衣。時を同じくして、あかねは自分がHiMEであることを和也に告白しようとしていた。

第9話「海とオトメとなつきのヒミツ♪」
2004年11月25日

期末試験を乗り越えた舞衣。千絵とあおいからは、祐一や黎人との関係を問いただされるが、色っぽい話は何もなく、実際は美星海岸でのアルバイトが待っているだけの夏休みだった。その初日、命を連れ海に来ていた舞衣は、生徒会の面々と創立祭の打ち上げで美星海岸に集まっているところに出くわす。なつきもまた、一番地の研究施設跡を探索するため美星海岸に来ていた。なりゆきで遥の別荘で一夜を過ごすことになった舞衣たち。創立祭での一件や、詩帆との約束など、祐一や黎人のことを考えながら、独り夜の海岸を歩いていると、施設への潜入の準備をしていたなつきと出会う。一番地、引いてはHiMEのことを知るために、施設への探索に同行しようとする舞衣。いつの間にか付いてきていた命も同伴し、一番地の施設、なつきの母が勤めていたその研究所に三人は向かった。

第10話「ケーキ大戦!!!!」
2004年12月2日

夏休みに入って間もない日のこと、家庭科の調理実習の補講が開かれた。試験を受けられなかったなど、各々の理由から補習に参加せざるをえない舞衣たち。そこへ何故か碧が絡んだことから話は変な方向に向かい、調理実習による「お料理バトル」がいつの間にか催されることになった。男子寮の自室で目を覚ました晶は、ルームメイトの巧海が何故かケーキ作りの準備をしており、その手伝いをすることになる。3チームに分かれて料理バトルはスタートした。奇しくもその題材もケーキ。進行は案の定めちゃめちゃであったが、そんな中、甘い匂いにつられ現れたオーファンの影が会場に走る。その姿を追う舞衣、なつき、命。しかし、アリッサの呼び出したもう一体のオーファンが入れ違い、それを舞衣たちは殲滅する。会場に現れたオーファンの方は、巧海のケーキを狙い男子寮に移動していた。ケーキを守るため襲われる巧海の前に、謎の忍者が出現、チャイルドを呼び出した。

第11話「光と闇の輪舞」
2004年12月9日

学園に蔓延する吸血鬼の噂。なんでも女生徒が襲われ、血を吸われているという。学園内の治安を慮(おもんばか)り、執行部の遥や雪之は対策本部を設置する。学校に忘れ物を取りに戻った詩帆に付き添う祐一。学内の噂を気にしながらの帰り道、二人は巨大な何かに襲われる。日頃のもやもやが溜まっていた舞衣は、命を連れ、近くの森林公園に遊びに出かけるが・・・。

第12話「天使のほほえみ
2004年12月16日

オーファンを目撃し、襲われていたあおいを助けようとした折、HiMEとして覚醒したが、自覚できていない紫子。「重要参考人」として執行部の遥たちに連行されるも、混乱したまま、口をつぐむばかりだった。
身近な友人が襲われたことに、いよいよ決意した舞衣は、自発的にオーファンを倒そうと動き出す。別口で騒動の根源を探っていたなつきは、アリッサがその元凶であることを突き止め、教会地下へと足を運ぶ。その拘束を試みたなつきだったが、深優によって捕獲されてしまう。
当てもなくオーファンを探す舞衣の元に、一通のメールが届き、オーファンは廃工場に潜んでいるという情報が送られる。同じ場所で捕縛されていたなつきを救い出した舞衣は、そこでとうとうアリッサと対峙することになる。

第13話「たまゆらの夜
2004年12月23日

アリッサ、深優と決着を付けられなかった舞衣。打開策を立てられぬまま、何かに感づいてしまった祐一との関係も噛み合わないままだった。そんな折、舞衣は風華の地で大きく催される「魂響の祭」に黎人から誘われる。心迷うが断る理由もなく承諾する舞衣。祐一もまた、詩帆に誘われ祭に来ていた。いつもとは少し違う様子の詩帆にすこしどぎまぎする祐一。
一方、なつきは一番地の施設へ侵入し、そこで信じがたいものを目にすることになる。

第1話〜第13話
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