「第十三回 イトウの原野3 湿原の大決戦!」なんと失踪した三平の父親も釧路湿原を訪れていたことがあった。そして、その父親の釣り仲間とは他でもない谷地坊主!? 運命のいたずらを予感させる中、ついに三平の改良野ねずみルアーに巨大イトウがヒット! しかし頼りの谷地坊主ですら尻込みする、その巨体。一体どうすれば、無事に取り込むことができるのだろうか。
「第十二回 イトウの原野2 野ネズミルアーに迫る影」巨大イトウのポイントで眠りこけた三平は、水辺で野ねずみを襲うイトウの姿と、野ねずみを模した特大ルアーの夢を見る。その話を聞いた谷地坊主は、とある老人に三平を引きあわせる。老人はイトウに造詣の深い湿原の主。そこには、野ねずみルアーはあったのだが、残念なことにルアーとして欠けている重要なポイントがあった。
「第十一回 イトウの原野1 湿原の怪人!谷地坊主」北海道東部に横たわる広大な原野、三平たちはその中でも最大の原野といわれる釧路湿原にやってきた。目的は北海道にしかいないという幻の魚、イトウ。初めてのチャレンジで三平のルアーにかかった巨大な鱗は、推定2メートル級の大物……? この鱗が、イトウ釣り名人の風来坊、谷地坊主と三平を引き合わせる!
「第十回 夜泣き谷の怪物2 左膳岩魚が翔んだ」丹下左膳になぞらえ、怪物を「左膳岩魚」と名づけた三平。しかし左膳岩魚は用心深く、棲み処の大岩から容易に出てこないため、並の竿ではポイントまで届かない。さらに夜泣き谷にはダム開発の手も迫り、対決のために残された時間はあまりにも少ない……。すべてを解決する三平の奇策とは? そして勝負の行方は……!?
「第九回 夜泣き谷の怪物1 鳴神淵の黒い影」一平爺さんのお使いで、夜泣き谷と呼ばれる渓谷を訪れた三平は、そこでタヌキに群れで襲い掛かるイワナたちの異様な光景を目の当たりにし、びっくり仰天。「夜泣き谷では普通のこと」 そういって連れて行かれたイワナの穴場、鳴神淵で三平は、「夜泣き谷の怪物」と呼ばれる、片目の巨大イワナと対面するが……。
「第八回 ハワイのブルーマーリン その4」キャプテン・エイハブの執念と、三平の釣りキチ根性がデビルソードをついに捕らえた。しかしあらゆる手を尽くして逃げ回るデビルソードの狡猾さに、三平は苦戦する。キャプテン・エイハブの文字通りの捨て身の行動が、三平に勝機を生むが……! デビルソードと三平、そしてエイハブの勝負の行方はいかに?
「第七回 ハワイのブルーマーリン その3」ついにデビルソードを目指し出航したキャプテン・エイハブの船。同じ頃、三平はカツオの大群の中にデビルソードの姿を目撃する。トーナメントの優勝を狙える獲物ではあったが、三平はキャプテン・エイハブに義理立てし無線で知らせることに。しかし、デビルソードの様子がおかしい。エイハブの「新たな戦いの相手を三平に求めたか」という言葉の通り、デビルソードは三平の針に食らいつく!
「第六回 ハワイのブルーマーリン その2」キャプテン・エイハブが追い求めているのは、自身の左目と右腕、そして親友たちをも奪ったデビルソードと呼ばれる巨大なブルーマーリンのことだった。その深い因縁と彼の気迫に圧倒される三平。開幕したトーナメントで見事、マーリン一番乗りのボーナスを獲得し、好調な滑り出しを見せる三平たちのチームだが、三平の頭の中には、まだ見ぬデビルソードの姿が浮かんでいた。
「第五回 ハワイのブルーマーリン その1」ハワイ諸島最大の島、ハワイ島で行われるカジキ釣り大会に参加するため、魚紳とともにやってきた三平。初めて味わうブルーマーリンの感触に戸惑う三平だが、次第に冷静さを取り戻し、念願のブルーマーリンを釣り上げるのだが、浜で出会ったキャプテン・エイハブという不気味な男は「アイツ比べればメダカ」と含みのある言葉を残して去ってゆく。「アイツ」とは一体何者なのだろうか。
「第四回 桜吹雪カラス鯉」鮒釣りに出かけた川原で、三平は桜の木の下で竿を垂らす、飄々とした老人に出会う。彼こそが鯉釣りの名人、佐吉。彼の出品する鯉は、漆黒な体色を落とさず保った「カラス鯉」。他に誰も真似のできないこの鯉は品評会で好評を博しており、今回もまた出品を予定していたのだが、佐吉はその品評会を待たずして他界してしまい……。
「第三回 竜神滝の竜 後編」三平たちは、水魚を狙う言い伝えどおりの姿をした竜魚の姿を水面に見る。早速これに挑む三平と丈助だが、イワナばかりで肝心の竜魚はまったく上がる気配がない。そんな折り、偶然竜魚の食性に気づいた三平は、出来合いのルアーにカワセミの羽根をあしらった、急ごしらえの水鳥型ルアーで改めて挑戦することに。
「第二回 竜神滝の竜 前編」その昔日照りに苦しんだ村を救った「竜」の伝説が残る竜神滝に、竜の化身といわれる、頭に二本のツノを持った竜魚が棲んでいるという。早速、竜神滝に向かった三平は、そこでイワナ釣りの名人、丈助に出会う。一月以上も竜魚を狙っているというこの男の執念をもってしても、釣り上げることのできなかった竜魚、はたして本当に実在する魚なのだろうか。
「第一回 水のプリンセス」水のプリンセスとも呼ばれる美しい魚、アユを釣っていた正治が、アユ釣りで賭け勝負していた三人組とトラブルを起こす。「謝って欲しければ三平と勝負をさせろ」と迫る横暴な三人組に三平たちは、5時のサイレンが鳴るまでの2時間で、一匹のオトリを使ってどれだけ多くのアユを採るかの勝負を申し出る。しかし必死になる三人組やはやる正治をよそに三平は悠然と昼寝を始め、なかなか釣りはじめようとしない。