白虎隊~敗れざる者たち

物語は、会津藩主・松平容保が京都守護職を拝命し、悲劇の幕が開ける1862年から、戊辰戦争を経て会津の地に再び春の予感がし始める1868年頃までの、激動の約7年間を描く。 幕末の会津。会津藩家老・西郷頼母(さいごうたのも・北大路欣也)は、妻・千重子(黒木瞳)や自身の親兄弟・子供たちと質素ながらも仲睦まじく暮らし、家老職の一方で藩校「日新館」の指導者としても少年たちの鍛錬に尽力していた。 しかし文久2年(1862年)、会津藩主・松平容保が京都守護職に任ぜられたことで状況は一変する。当時、江戸幕府の威信が低下する中、京都には尊王攘夷派の過激浪人らが集い、治安は悪化の一途をたどっていた。そんな中で幕府は京都守護職を新設し、会津藩の優れた武勇で不逞浪人を一掃しようとしたのだった。 会津藩の切迫した財政を知る頼母は、京都守護職を返上するよう強固に主張する。江戸屋敷まで出向き藩主・松平容保に直訴するが、義に厚い容保は聞き入れず、病弱の身をおして京へ向かうのだった。 京都守護職は新撰組を配下に置き、攘夷派を厳しく取り締まったが、それは薩摩や長州の激しい憎悪をかうことを意味していた。会津藩は否応なく、混乱する政局の中心に巻き込まれて行くのだった…。

へその曲げ方 西郷頼母会津藩始末
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