死化粧師

エンバーミング。それは、遺体に防腐・殺菌処置を施し、生前の姿に修復する技術。 古代エジプトに始まり、キリスト教圏を中心に世界の国々に広まった。 リンカーン、ケネディ、レーニン、マリリン・モンロー、毛沢東…。 多くの偉人達にもその技術は用いられた。 一度、処置が施された体は、半永久的に安らかな姿を保ち続けるという。 間宮心十郎。彼は日本ではまだ数少ない、エンバーマーだ。 「遺体を温めることは出来ないけど、人の心を温めることはできるはずだ」エンバーマーは、死者をまるで生きているかのような姿に再生させることで、遺族の悲しみを和らげ、辛い永遠の別れを優しい記憶に変えてくれる。 人の数だけ『生』のドラマがあり、そして『死』のドラマがある。 そしてそこには人の『思い』がある…。

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