海の星

あらすじ

白網島出身の浜崎洋平(伊藤淳史)は、東京のマンションで妻の友美(紺野まひる)、息子の太一(五十嵐陽向)と3人暮らし。ある日、洋平宛てに一枚の葉書が届いた。高校時代の同級生、真野美咲(平山あや)からだ。仕事で上京するので、「お父さんのこと」で、どうしても会って話したいという。

20年前――。洋平(加藤清史郎)が小学6年生の秋、父・秀夫(橋本じゅん)が失踪した。「煙草を買ってくる」と言い残して家を出たきり、行方不明のままだ。果たして事故なのか事件に巻き込まれたのか、それとも…。母の佳子(若村麻由美)は毎夜、洋平を伴い秀夫の行方を捜す。父が姿を消してから、佳子は働き始める。早朝・休日を問わず働きづめの生活を送る母の姿を見て、洋平は少しでも家計を助けようと、物置にあった父の釣竿を持ち出した。
洋平が釣りをしていると、クーラーボックスを肩からかけた真野幸作(椎名桔平)が近づいてきた。漁師だという幸作は、洋平に頻繁に声をかけては、クーラーボックスの魚を分けてくれるように。たびたび洋平の家にも訪ねてきたが、ある出来事をきっかけに疎遠になり、それ以来会っていなかった。
葉書をくれた美咲は幸作の娘。「どうしても話したいこと」というのは、幸作が最近になって美咲に明かした『ある秘密』に関することだというのだが…。

登場人物

  • 伊藤淳史
  • 主演 浜崎洋平
    伊藤淳史 東京郊外の賃貸に妻子と暮らす。子供のとき父親が突然失踪し、毎晩、母親と探し歩いていた。
    ある日、釣りをしていると真野幸作(おっさん)に声を掛けられる。
    コメント 今回、望郷に出演させて頂きました、伊藤淳史です。
    僕自身、広島県の因島での撮影は、大変思い出深いものになりました。
    生憎の雨でしたが、地元の方々や現場スタッフの皆さんに助けて頂き、とても楽しくお芝居をする事が出来ました。特にラストシーンは、とても印象に残っていて、早く完成した作品を見たいと、心待ちにしています。
    ドラマの内容も、驚きや感動もある、サスペンスドラマになっています。
    皆さん、是非ご覧ください。よろしくお願いします。
  • 若村麻由美
  • 浜崎佳子
    若村麻由美 洋平の母。
    夫の失踪後、毎日、朝から晩まで働き、洋平を一人で育てた。
    夫を探すため、毎晩歩き続ける。
    コメント ある日突然、いなくなった夫を探す為、歩き続ける半生は過酷でした。
    因島の夕焼けと美しい海が切なく迫り忘れられません。
    ぜひ、ご覧頂きたいです。
  • 加藤清史郎
  • 浜崎洋平(回想)
    加藤清史郎 洋平少年期。
  • 平山あや
  • 真野美咲
    平山あや 洋平のかつての級友。
    島で小学校の教師をしている。
    幸作の一人娘。
  • 紺野まひる
  • 浜崎友美
    紺野まひる 洋平の妻。
  • 橋本じゅん
  • 浜崎秀夫
    橋本じゅん 洋平の父。
    20年前に、突然姿を消してしまう。
  • 平祐奈
  • 真野美咲(回想)
    平祐奈 美咲少女期。
  • モト冬樹
  • 浜崎家大叔父
    モト冬樹 洋平の大叔父。
  • 椎名桔平
  • 真野幸作
    椎名桔平 洋平が「おっさん」と呼んでいた漁師。
    ある日、釣りをしている洋平と出会う。
    コメント 湊かなえさんの短編小説をドラマ化するので、その中の一編「海の星」の、オッサンという島の漁師役をやらないかという依頼を頂いた。
    以前、湊さん原作の連続ドラマ「Nのために」を見て感銘を受けていた私は、二つ返事でお引き受けした。
    「海の星」はサスペンスであるものの、ますますデジタル化していく現代への警鐘を感じさせる人間ドラマだと唸り、その珠玉の物語を、自身初となる漁師役を通して大いに楽しませて頂きました。

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