カンブリア宮殿

村上龍×経済人

毎週木曜日1000分 ~1054

テレビ東京系にて放送中

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2018712日 放送

善光寺のお膝元から全国展開!
創業280年 老舗七味店のフレキシブル経営!

  • 根元 八幡屋礒五郎 9代目 代表取締役社長 (むろが ゆたか)

「牛に引かれて善光寺参り」で知られる長野市善光寺の門前で、参拝客で賑わう老舗の七味店「八幡屋礒五郎」(やわたやいそごろう)。江戸時代以来の人気商品、"七味"の製造、加工、販売だけでなく、自社農園で素材の生産まで自らの手で行う。九代目の室賀豊は長野の小さな七味店を「家業」から「企業」へと押し上げた立役者。今や七味だけでなく、七味入りのスイーツや化粧品開発など幅広く事業を展開し、全国に販路を拡大。善光寺のお膝元で生まれた老舗七味店のフレキシブルな挑戦の歴史と躍進の秘密に迫る!

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  • RYU’S EYE

  • 座右の銘

放送内容詳細

長野発の小さな七味唐辛子が全国ブランドに!

八幡屋礒五郎は、日本三大七味(浅草「やげん堀」、京都「七味家本舗」)の一つに数えられ、地元の人や善光寺の参拝客でいつも賑わっている。元々は、観光客や長野県民にのみ親しまれてきた八幡屋の七味唐辛子だったが、九代目・室賀豊社長の時代になり、機械化で生産効率を上げ、品質の向上も図ったことで、全国ブランドに仕立て上げた。さらに、自社農園を作り、良質な唐辛子の生産や、素材の良さをアピールするために七味を使用したスイーツ商品も開発。老舗七味店の常識にとらわれない、室賀のあくなき挑戦を追った。

家業から企業へ!江戸創業の伝統と革新

室賀の入社当時、八幡屋はわずか従業員9人という典型的な家内制手工業だった。「江戸時代のような作業現場」と室賀が振り返る通り、手作業による七味の生産は、非効率なだけでなく品質管理もままならなかった。室賀は生産の機械化だけでなく、七味の商品開発を積極的に行うことで、百貨店をはじめ全国への流通に乗せることに成功。また、商品のデザイン性も重視し、幅広いファン層も獲得していく。八幡屋はこの30年で従業員は90人まで増えた。家業から企業へと成長を遂げた、室賀の挑戦の歴史を追う。

日本の”七味”から世界の”Shichimi”へ

八幡屋礒五郎は、海外からの旅行者の増加や、日本の人口減少を見据え、”七味”の海外市場の開拓を進めている。中でも、2020年の東京五輪を見据えて、日本三大七味店(浅草「やげん堀」、長野「八幡屋礒五郎」、京都「七味家本舗」)が連携して、日本の七味(Shichimi)を世界にアピールするプロジェクトが動き出した。この連携を呼びかけたのも行動力のある九代目の室賀豊だ。室賀の狙いと、新たな戦略とは。

ゲストプロフィール

室賀 豊

  • 1961年長野県生まれ
    (立正大学文学部卒業)
  • 1987年八幡屋礒五郎 入社
  • 2004年代表取締役社長 就任

企業プロフィール

  • 創 業:1736年
  • 所在地:長野市柳町102-1
  • 従業員数:90名
  • 売 上:12億円(2017年)

村上龍の編集後記

「八幡屋礒五郎」が、何よりも大切にしてきたのは「信頼」で、それが、282年という歴史を支えた。「客が迷っていたら小さいサイズを勧める」これほど、利益より優先する何かを端的に示す言葉はないのではないか。土産物としてスタートし、まず地域に愛される食品となり、今や知名度は全国に拡がる。しかも、「発祥の地である善光寺でしか味わえないもの」を考え、同時に、七味唐辛子が持つ可能性を追求する。生存のために絶対必要な食品、ではないかもしれない。だが、七味唐辛子のない世の中は、非常に寂しいだろう。

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