地球VOCE
トップページバックナンバー出演者情報音楽情報特別ショット昨年の地球VOCE
第54回 5月13日(金)放送
「カレーに込めた感謝」
 
東日本大震災では、本当にたくさんの方から支援の手が差し伸べられています。

その中には、日本に住んでいる外国人の方々も数多く、様々な国によるカレーの炊き出しが行われています。 岩手県陸前高田市で行われた、バングラデシュカレーの炊き出しには多くの人が行列を作っていました。

スリランカの駐日大使、カランナゴダさんは自らが避難所に駆けつけました。
「温かい食事を出したかったんです。そしてスリランカと日本人との連帯を示したかったのです」と、大使。 大使が訪れたのは、原発からおよそ30キロ。 支援が滞りがちだった福島県田村市です。 2カ所の避難所で、スリランカのカシューナッツカレーなど、合計850食が配られ、避難所の方々からは「とてもおいしい」と喜ばれていました。

大使がこの炊き出しを行った理由には、日本への感謝の気持ちがありました。2004年のスマトラ沖地震で、3万人以上の犠牲者が出たスリランカに、日本はいち早く医療団の派遣を行っていたからです。「日本は友人です。他の国よりも早く支援に来てくれました。スリランカの人々はそのことをとても感謝していて、忘れていません。今、スリランカからは水と衣類を日本に送ろうとしているところです。」と大使。
大使が自ら避難所に足を運んだのは、感謝だけでなく、ある目的がありました。
「私たちが避難所に行ったのは、連帯を示し、勇気づけたかったからです。 私たちも同じく津波を経験しましたが、回復しました。日本のみなさんを勇気づけたかったので“ガンバッテクダサイ”と伝えました」と、大使。

被災地で広がるカレーの支援。彼らは、カレーを通じて感謝の心と絆を届けてくれているのです。
そんな気持ちの輪がつながることで世界はもっとより良いものへと変わっていく。そう信じています。
『私たちは、世界と共にある』
地球VOCE
テレビ東京