地球VOCE
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第57回 6月3日(金)放送
「Kids Helping Kids 子供地球基金」
 
今回は東京・恵比寿のキッズアースホームを運営している「子供地球基金」を伺いました。 一歩中に入ると、そこには沢山の絵が飾られています。
「世界中の子供たちと絵を描いているんです」と、代表の鳥居晴美さん。

子供地球基金は、世界中の紛争・災害に遭った子どもたちに、絵を描く機会を提供し、心のケアをするという活動を行っています。 今回の東日本大震災に際しても、石巻などで10回以上、子どもたちに絵を描いてもらうワークショップを実施しました。

「大人はグチを言ったりという手段がありますが、子どもにもストレスや悩みがあります。 こうやって絵を描いているうちに、自分で思ったり、いろいろなことを感じることが出来るんです。 戦争・被災地でも、まずは今の現実を受け止めることが大切です。暗い絵を描いたり、黒色を使ったり、悲しい思いを表現することで 吐き出し効果、スピークアウトする。それがひとつのプロセスとして大事なんです」と、鳥居さん。

鳥居さんがこの活動を始めたきっかけは、息子さんが描いた1枚の絵でした。 「地球に誕生日を作って、太陽と星が緑と水をプレゼントしてる絵です。 子どもの優しさに心を打たれて、もしかしたら世の中を変えていく鍵は子どもなのではと思ったんです」と鳥居さん。

それから23年。活動は世界中に広がっています。
新聞記者の目にとまり、記事になったのが大きなきっかけとなり、CNNが取材。 それを見た世界中の人たちが同じ活動をしたいと言ってきてくれたそうです。
現在、子供地球基金はオーストラリア、アメリカ、フランスなどに支部を持ち、クロアチア、カンボジアをはじめ、5カ国・11カ所で子どもたちをサポートしています。
また、世界中で展覧会を行なってグッズを販売し、その収益で更なる支援を展開しています。

子供地球基金の活動のコンセプトは、「KIDS HELPING KIDS」 子どもたちが子どもたちを救う、と言う意味です。
「子どもたちが絵を描くことで自分で発見したり、子供が自分で人のために絵を描いて自信につながったり、 すべて子どもが主役、子どもが主導なんです」と鳥居さん。

子どもたちが絵を描くことで心が救われ、そしてまたその絵が世界の子どもたちを支え励ましている。
厳しい現実に直面しながらも、前へ一歩ずつ進もうとする子どもたちとその活動を続け、サポートしていく鳥居さんに大きな大きな希望を 頂きました。
『私たちは、世界と共にある』
地球VOCE
テレビ東京