地球VOCE
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第60回 6月24日(金)放送
「モルディブ共和国31万人からの贈り物」
 
東日本大震災により、今、日本には多くの国から支援の手が差し伸べられています。
インド洋に浮かぶ美しい国モルディブ共和国もその国のひとつです。

彼らが届けてくれたのは、69万個のツナの缶詰。
震災当初からモルディブでは日本を支援する多くの声が上がり、大統領が義援金の他に救援物資として特産品のツナ缶8万個を日本に送ることを発表。
日本に駐在する大使のもとには、多くの日本を心配する声が寄せられたそうです。
「多くの人から何百という電話があり、最初の質問は日本は大丈夫か?ということでした」とカリール駐日大使。

また、震災直後から行われた支援キャンペーンには俳優やミュージシャンを始め、多くの人が参加。 およそ4600万円の義援金が集まりました。

モルディブの平均年収は、およそ30万円とも言われ、31万人の国民の多くは貧しく、中にはお金を出すことができない人もいたそうですが、それでも何かしたい!と彼らが被災者のために持ち寄ってくれたのが、69万個ものツナの缶詰でした。

震災のため、今でも避難所で暮らしている人はおよそ10万人いると言われています。 そんな人々のもとに届けられる、心のこもったツナの缶詰。
しかも、この缶詰、元は缶きりで開けるタイプだったそうですが、日本のためにプルトップ式に作り変えてくれました。

一体なぜ、ここまでの反応があったのでしょうか…。
モルディブにとって日本は恩人なのだ、とカリール大使は言います。
海抜1メートル程度の地域が多いモルディブは、スマトラ沖地震の時、津波による壊滅的な被害が心配されました。
しかし首都のある島を、日本の援助で作られた防波堤により被害は浸水などに留まりました。
「日本が作ってくれた防波堤がなかったら、多くの人が亡くなったでしょう。我々が必要なときにいつもいてくれた日本に恩返しをするのは今だと思ったのです」と、カリール大使。

モルディブから届けられた、心のこもったツナの缶詰。
その温かい思いが被災者の方々のチカラになることを信じています。
『私たちは、世界と共にある』
地球VOCE
テレビ東京