地球VOCE
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第64回 7月22日(金)放送
「女性自衛官の東ティモール奮闘物語」
 

今週も引き続き東ティモールから。
アジアで一番若いこの国では、自治体や警察などはまだ十分に機能しておらず、 新しい国造りや社会の安定までには、さまざま課題を抱えています。

この東ティモールを国家として自立できるように活動を行っているのが、 国連PKO・東ティモール統合ミッション。通称・アンミットです。

今回案内をしてくれたのは、UNMIT軍事連絡要員の栗田千寿さん。
栗田さんは、女性自衛官として日本で初めて、国連PKOへ個人派遣されました。
ここアンミットでは、治安の維持をはじめとして世界39カ国からやってきた軍人や警察官たちが、現地自治体と協力して警備、パトロールなどの任務についています。

栗田さんは地方の村々を訪問して、住民たちが抱える問題を聞き取り、治安をはじめとした地域の状況を調査しています。
「担当しているのは村が150以上、それ以外に学校、病院、警察です」と栗田さん。

連れてきてくれたのは、水道管が壊れて道路が水没している村。村はこの状況を国に伝えようとしているのですが、なかなか伝わらないのが現状だそうです。

「1月からこういう状態で、本当に困っています。国は何もしてくれないんですよ」と栗田さん。

その水は、学校にまで流れ出て、池のようになっていました。
「村の別地区では水が足りていないのに、ここでは無駄に水が流れているんです…」と栗田さん。
栗田さんは治安の様子のほか、食料、医療、教育など、その地域の問題に耳を傾け、ほかの国連機関ともに協力して解決にあたっています。

この村の村長は、こうした取り組みに期待を寄せていました。
「村は様々な問題を抱えていますが、こうして村の問題を気にかけてくれることが、生活の変化につながると信じています。」と村長。

栗田さんは、この国のよりよい未来のため日々活動を続けています。
「わたしにできることは限られたことですが、子供たちの将来のために少しでも役に立てればと思います」と栗田さん。

来年は独立10周年を迎える東ティモール。 日本との国交樹立10周年でもあり、若いこの国の未来のため日本はこうしてサポートしています。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京