地球VOCE
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第68回 8月19日(金)放送
「泳いだ距離だけ命を救おう」
 
毎年100万人もの命を奪う病気マラリア。アフリカで数多くの子どもたちが犠牲となっています。彼らを救うため立ち上がったのが、スイマーたち。
今回は、“泳ぐことで、誰かの命を救う”そんな取り組みをご紹介します。

静岡県の初島・熱海間で毎年8月に開催されている遠泳大会。
元日本記録保持者の木原珠子さんは、この大会にある目的を持って参加していました。
「今日は、大会で12キロ泳ぐので泳いだ距離1メートルにつき1円をワールド・スイム・アゲンスト・ マラリアの募金にあてたいです」と言って海に入っていった木原さん。

ワールド・スイム・アゲンスト・マラリアとは、蚊が媒介する伝染病、マラリアから少しでも多くの命を救おうという取り組み。水泳を通じて募金を呼びかけています。
2005年にイギリスで始まったこの活動には、世界中で数多くのトップスイマーたちが賛同し、シドニーオリンピック銅メダリストの田中雅美さんも、オフィシャルサポーターとして活動するひとりです。

「アフリカで亡くなる子どもたちがいるという現状、水泳を通して救えるということが少しでもある ということを多くの方に伝えていきたいと思い活動しています」と田中さん。
水泳が盛んな日本では様々なイベントで積極的に募金を呼びかけ、集まったお金はすべて「オリセットネット」という蚊帳の購入に充てられています。
ワクチンの無いマラリアには、蚊帳を張り、蚊に刺されないようにするのが有効な対策となるのです。
参加の方法や募金金額は自由。イベントに出場してもよし、個人で好きなときに泳ぎ、ホームページを通じて募金してもよし。
キーワードはただひとつ…「泳ぐことで救える命がある」ということです。

この日、遠泳大会に参加した木原さんチームは、見事、3時間で12キロを泳ぎ切りました!
「12キロで、1メートル1円…12,000円の募金をしたいと思います」と木原さん。
幼いころから泳いできた木原さんは、水環境の良くないアフリカの子どもたちを救うこの活動に、大きな意義を感じていると言います。
「当たり前にきれいなプールで泳いできましたが、アフリカでは飲む水すらきれいじゃない。きれいな水で泳いでる私たちに出来ることが沢山あると思ったんです」と木原さん。

楽しく泳ぐことが支援につながる。そんな形の国際協力があることを、これから皆さんが海やプールに行かれるときに思い出してみてください。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京