地球VOCE
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第72回 9月16日(金)放送
「あなたの楽器に"第二の人生"を」

 
今回訪れたのは、東京・下北沢のカフェ。
たくさんの人が集まって楽器を磨いていました。
「使わなくなった楽器を寄付で集め、きれいに磨いて必要な国へ届けるんです」と参加者の女性。

NPO「国境なき楽団」が取り組むのは、使わなくなった楽器を途上国の子どもたちに贈るプロジェクト。実はこのNPOの設立者は、歌手の庄野真代さんです。

今年、デビュー35周年を迎えた庄野さん。
10年ほど前から、音楽を通じたボランティアを続けてきましたが、5年前に楽器を途上国の子どもたちに送る活動を始めました。
「途上国の支援はいろんな方法がありますが、お金は使ったらなくなるし、食べ物は食べたらなくなります。でも楽器は音が鳴る限り毎回幸せな気持ちになれると思うんです」と、庄野さん。

今年5月、紀香さんが訪れたカンボジアでも日本から送られた楽器が大切に使われ、演奏する子どもたちが、とても嬉しそうでした。

早速、紀香さんも子どもたちに届ける楽器を磨くお手伝いをさせてもらいました。
事務局には様々な楽器が届きますが、こだわり続けているのは、「現地ですぐに使える物を届ける」ということ。
集まった楽器は、すべてメンテナンスを行ない、専門的な技術が必要なものも、万全の状態にして送っているのです。
これまでに贈った楽器は、約2500個。 年に一度、実際に楽器を届けに行くツアーも行なってきました。

「子どもたちに楽器を渡すと、音が鳴り止まないんです。鳴らしたり叩いたり空に向かって笛を吹いたり…。いろんな所で生まれ育って違う環境にあるけれど、音楽が鳴ったときにうれしいという気持ちだけでピタッと同じ思いになれる。楽器って魔法のようなものだと思うんです」と庄野さん。
音楽に国境はない。活動を通じて、庄野さんはそう実感しています。

音楽とともに歩んできた庄野さんだからこそできる、国境なき楽団。
楽器を届けるだけでなく、音楽という魔法で互いに幸せを感じられる、そんな庄野さんの活動を応援したいですね。
『私たちは、世界と共にある』
地球VOCE
テレビ東京