地球VOCE
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第92回 2月3日(金)放送
スリランカ初の高速道路は日本製!

 
今週も引き続きスリランカから。
政治と経済の中心都市・コロンボは目覚ましい発展を遂げています。

昨年11月、スリランカで初の高速道路が完成。それは、この国の人々が長年待ち望んだ瞬間でもありました。早速、紀香さんも2週間前に開通したばかりというこの高速道路に乗ってみました。 案内してくれたのは、東木雅和さん63歳。工事管理の責任者として、5年間このプロジェクトに携わってきました。 走り出すと、窓の外には日本と違う風景。全長96キロ、中心都市コロンボから南のゴールまでを結んでいます。

近年スリランカは、年間8%の経済成長を記録、しかし地方都市と中心部の物流が問題となっていました。そこで、日本政府は10年の歳月をかけて高速道路を建設。これまで3200人を超える人々が工事に携わってきました。

「この高速道路は、まだ第一期工事なんです。今走っているところは、アジア開発銀行の融資で30キロ、われわれJICAは残りの60キロを担当し、 本当にインターナショナルで作っています」と、東木さん。
昨年11月におこなわれた開通を祝う式典には大統領も出席し、国を挙げての一大イベントになりました。 多くの国民がその完成を待ち望んでいたのです。
「ベリービューティフル、イイデスヨ。サイコウデス」と、早速利用した人の声。
「速く走しりすぎて、車が壊れるんじゃないか心配したよ」という、男性ドライバーも。

日本がおこなうのは、道路の建設だけに留まりません。
「初めての高速道路ですから、高速道路を維持し運営するために、消防車から救急車、標識車、クレーン車などまで、すべて日本の融資で実現しました」と、東木さん。
更に、日本から技術者も派遣し、安全管理の指導に当たっています。
そして事故に備えるために、オペレーションセンターでも指導が続いています。
こうして、高速道路の維持・管理・運営が出来る様、多くの日本人がこの国で活動し、現在も東木さんたちは、高速道路の全線開通を目指して工事を続けています。

「これから空港まで30キロの環状線を作る必要があります。全線開通してはじめて、スリランカの役に立ちますから、ぜひ最後まで見届けたいですね」と、東木さん。
日本の支援がスリランカの経済発展を支え、それが人々の暮らしの向上につながっています。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京