地球VOCE
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第97回 3月9日(金)放送
日本が誇る防災知識を世界へ

 
今回は紀香さんの故郷でもある、神戸にやってきました。 ここでは、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県だからこそ出来る国際協力が行われていました。

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は甚大な被害をもたらし、6434人の尊い命が奪われました。震災の記憶と教訓を忘れることのないよう、毎年、追悼式典や防災訓練などが行われています。起震車で大きな地震を体験した紀香さん。激しい揺れに、悲鳴をあげてうずくまってしまいました。 「地震への心構えというか、起こった時に次にどう行動したら良いのかを知ってると強くなれますよね。やっぱり防災は必要なんだなと改めて思いました」と、紀香さん。

こうした日本の防災技術を学ぶために、海外からやってきた人たちに出会いました。
「今日は阪神・淡路大震災の起きた忘れられない日です。私達ジャマイカ人から見ても、その出来事から学ぶことはたくさんありますね」と、ジャマイカの女性。

近年、世界で増え続けている自然災害。 被災死亡者の、実に9割が途上国に集中しているといいます。 この現状に何か出来ないかと、兵庫県とJICAが設立したのが国際防災研修センターです。 「日本は、地震・津波・豪雨・台風など災害の種類も多く、災害対策をしながら国づくりに努めてきましたので、この経験とノウハウを途上国に協力することが出来るんです」と、国際防災研修センターの河内さん。

今回研修を受けていたのは、各国で防災分野を担当する行政官たち。
自然災害が発生する前の「予防」から、発生後の「復旧」「復興」に至るまで、幅広い対策について学んでいます。
この日、教わったのは紙1枚で出来るコップの作り方。
災害のあと、意外に必要となるのが食器。なかでもコップは水分補給に欠かせません。
これも実際に震災のときに活用された、防災の知恵なのです。

「手元にあまり材料がないときも、紙でコップを作れる良い方法ですね」と、中国の男性。
「この数日間だけでも日本人の防災に対する意識の高さを感じています」と、フィリピンの女性。

日本の防災知識を学んで人々を救いたい。彼らの思いはひとつです。

これまでの災害経験を生かして世界の人々を救う。
日本にしかできない、兵庫県しかできない、国際協力のかたちがありました。    
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京