地球VOCE
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第108回 6月1日(金)放送
楽しい!おいしい!国際協力
今回お伝えするのは、NGO「ハンガーフリーワールド」の活動。こちらでは、料理教室に通うことで国際協力に参加できます。お会いしたのは、ハンガーフリーワールドの西岡はるなさんと、料理を教えて下さるバングラデシュ人のアニスルさん。早速、紀香さんも料理を習うことにしました。この日のメニューは、大根と豆のカレー。 大根カレーはバングラデシュでポピュラーな料理だそうです。

今、世界ではおよそ6人に1人が飢えに苦しんでいます。そんな中、ハンガーフリーワールドでは飢餓の撲滅を目指し活動。支援国の一つ、バングラデシュでは、人口1億4200万人のうち、27%が栄養失調だといわれています。この教室ではバングラデシュのことを知ってもらおうと、料理だけでなく、現地の文化も教えています。

「バングラデシュはこの包丁です」と、アニスルさんが見せてくれたのは鎌のような包丁。 「えーっ!鎌じゃないですか」と、驚く紀香さんが更に驚いたのは切り方。「こういう風に切ります」と、アニスルさんは包丁を床に置き、足で押さえながら切り始めました。こうした話を色々することで、バングラデシュに関心を持ってくれれば…、と考えているそうです。

カレーも出来あがり、いよいよ試食の時間。 「あま~い。大根こんなに甘いんだ」と、紀香さん。 試食をしながら、バングラデシュで活動する西岡さんに現状を伺いました。
「私たちの活動する村は本当に貧しい人たちが多く、なかなかご飯も満足に食べられないんです」と西岡さん。
さらに、日本と違い家庭科の授業がないため、栄養の知識がないと言います。
「貧しいお母さんたちを対象に、少ない食材でも、なるべく多く栄養が取れるような調理方法を学ぶワークショップを行っています」
「また、私たちが運営している小学校で、学校給食を提供したりしているんです」と、西岡さん。
その食べものにどんな栄養素が有り、それをどういう風に取り入れていくのが効果的か、という事を知ることにより、食に対する意欲がもっと湧いてくるのだそうです。

毎月行われているアニスルさんの教室。
参加者からの寄付は、バングラデシュでの支援に使われ、今までに、植林や井戸のろ過などが行われました。
教室は20年以上続いていて、一度きりではなく、何度も参加する方が多いそうです。
「作るだけじゃなくて自分も楽しみながら、ちょっとだけ役に立てるのがいいですね」と、参加者の女性。
また、別の参加者は「来れば寄付にもなるし、自分もおいしく頂けるというのが良いです」と言っていました。

「私たちがよく言うのは『Hungry is angry』」
「お腹が空いているということは怒り。お腹を満たすことで幸せに暮らしていけるということは、生きていくうえで一番大切なことなんです」と、西岡さん。

カレーを作って食べて楽しみ、その国の発展に少しだけ協力できる。 こんな支援のかたちなら、気軽に参加できそうです。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京