地球VOCE
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第109回 6月8日(金)放送
世界をつなぐ 1チョコfor1スマイル
今年4月、東京・お台場にオープンしたばかりの森永製菓のアンテナショップ。お菓子を混ぜたソフトクリームなどが楽しめる大人気のスポットです。
そんな森永製菓が行っているのが、お菓子に関わる途上国支援。
今回は森永製菓を訪れ、チョコレート担当の八木さんにお話を伺いました。
2008年から始めたという「1チョコFOR1スマイル」という活動は、チョコレートの売り上げの一部からカカオの国の子どもたちの教育支援に寄付をしているそうです。

日本で、年間およそ20万トンも生産されるチョコレート。その原料であるカカオ原産国では、様々な問題を抱えているといいます。「日本が輸入してるカカオ豆の約7割がガーナ産ですが、この国では、まだまだ子どもたちの教育環境がきちんと整っていなかったり、子どもたちが実際にカカオ農園の労働に携わっているという問題を抱えているんです」と八木さん。支援国の一つ・ガーナは、赤道に近い世界第二位のカカオ産地。しかし大規模な農園は少なく、家族経営のカカオ農家ばかりで、収入が少なく貧しい生活を送っていました。そのため、子どもが家計を助けるために手伝いをしたり、カカオを取るために危ない道具を使ってケガをしたりという問題が起きているそうなのです。

現地で調査して分かったのは、教育の必要性が理解されていないということ。
そのため、学校自体も荒れ果てた状態になっていました。
そこで始めたのが教育へ関心を持ってもらうことです。
「子どもたちにどうして教育が必要なのかをまず現地の人たちと話し合い、教育することで可能性が広がるんだと教えていったんです」と、八木さん。
また同時に、カカオ農園の技術改善をサポート。
収入を増やすことで子どもたちを農園の手伝いから 解放し、 「1チョコFOR1スマイル」の寄付で、106人の子どもたちが学校に通えるようになりました。

身近なチョコレートを買うことで参加できるこの取り組み。 消費者の反応は…。
「寄付をわざわざしないけれど、買ったら寄付してるのはいいかなと思います」と消費者の女性。
「1チョコfor1スマイルについて知っていたら、じゃあこっちにしようと。同じチョコを買うとしたら、そういう気持ちになりますね」と、また別の女性。

これまでに1億円以上を途上国に送ることができたこの活動。
「会社として目指している『日本だけじゃなく世界中の子どもたちの笑顔にお菓子の楽しさ、おいしさを』ということを通じ、それに少しでも貢献出来たら良いな、と思います」と八木さん。
あなたが手に取る一粒のチョコレートが架け橋となり、今日もカカオの国の子どもたちの笑顔が増えていきます。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京