地球VOCE
トップページバックナンバー出演者情報音楽情報特別ショット昨年の地球VOCE

第126回 10月5日(金)放送
世界へ!新しい授業とは

今回伺ったのは、目白研心高校。
この日、こちらの学校では「グローバル教育」という授業が行われていました。
「子どもたちが生きていくグローバル時代、国際化社会で、生きて役立つ資質能力を高めるという教育をやっているんです」と、この授業を担当する多田先生。

国際化する今、語学力を超えた真のコミュニケーション能力が求められていると言います。 紀香さんも、初めて授業を受けるクラスに参加しました。 今日のテーマは「食料自給率」。 「日本の食糧問題を解決するためのアイデアを考えてみて下さい」と、多田先生。この授業では、先生はサポート役。生徒たちがアイデアを出し合います。
1人の生徒は『農業の機械化を進める』というアイディア。 「農村ってお年寄りしかいないじゃないですか。機械化が進めば若い人に頼らなくてもできると思うんです」と、その生徒。 紀香さんは『旬のものを食べる』というアイディアを出しました。 「旬のものをその時に食べるって、それこそが基本だと思うんです」と、紀香さん。
人と協力し対話することで、より考えが深まります。 「私が一人で考えていたこと以上に、何倍も皆が意見を出してくれて、話し合いって大事だなってすごく思いました。私もこういう授業受けたかったです」と、紀香さん。

なぜこのような授業がグローバル人材の育成に繋がるのでしょうか?
「今の子は自信がないんですよ。自分の中に色んな意見があるということを出させる。出すことの喜びを味わわせるっていうことです」と、多田先生。
批判や反対意見を恐れず、楽しむことで対話する力がつきます。

多田先生がこのような授業をするようになったきっかけは、自らの経験にありました。
若い頃から多くの国を回りコミュニケーションを重ねるうちに、対話力こそがこれからの日本には必要だと感じたそうです。
「語り合いの中で新しいアイデアを出したり、新しく気づいたり考えたり。皆で語ることがより高次なものを求めていける方法だと思ったのです」と、多田先生。
意見を出し合った後は、他のグループの意見を確認。 これによりまた新たな発見が生まれるのです。

そして、最後は発表。
「今就職困難な人とかがいるから、そういう人が農家に下宿したり」と、一人の生徒。
「農家を憧れの職業にしたいなって思います」と、また別の生徒。
自ら問題解決のために考え、発表することで対話力を鍛えます。

「楽しく先生がやってくれたおかげで、一人ずつ違う思いがあるんだなって分かりました」
「皆の意見を知って、価値観が広がりました」と、授業を受けた生徒たちの反応。
生徒が楽しそうに語り合う姿に喜びを感じるという多田先生。
子どもたちが知的な興奮をたくさん感じて育っていって欲しいそうです。

自分を知り、世界と繋がる。 若者たちが、海外に挑戦していくことを願います。
『私たちは、世界と共にある』
地球VOCE
テレビ東京