地球VOCE
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第138回 12月28日(金)放送
国際援助の新しいかたち
今回は、日本のNGOの活動の場を広げる国際緊急援助の革命をご紹介します。
訪れたのは、ジャパン・プラットフォームの事務所。事務局長の椎名さんにお話を伺いました。 椎名さんは、アフガニスタンなどで難民・被災者支援を経験後、ジャパンプラットフォームに参加。世界各国の被災者支援に向け、奔走しています。

「ジャパンプラットフォームは、NGOを支援するNGOなんです。国内外で発生する自然災害とか、NGOの支援活動を助成するという形で必要な支援を被災者に届けています」と、椎名事務局長。 緊急人道支援の土台となるのが、ジャパンプラットフォーム。 NGO・経済界・政府が協力。支援金や物資などそれぞれの資源を持ち寄り、世界の紛争・災害現場で行われるNGOの活動を支える仕組みです。

もともと、日本のNGOは欧米に比べて規模が小さく、充分な活動が出来ませんでした。 椎名さん自身、以前NGOでアフガニスタン支援をし、もどかしさを感じていたそうです。
「ひとつのNGOでバラバラに活動してるのは、やはり限界があるなと感じました。もっと組み合わせて、そのための環境づくりをしようという事が実感として有り、それを実行に移せる場がジャパンプラットフォームなんです」と、椎名事務局長。

2000年の設立以降、劇的に変化したのは活動の「スピード」。
迅速な出動になくてはならない、資金面の問題を解決したのです。

「災害が起きてから寄付を募り、お金が集まってから現場に行くとなると、緊急人道支援で大切な72時間以内に現場に入ることがなかなか実現できなかったんです」
「しかし、ジャパンプラットフォームが出来て、経済界や政府と連絡を取り合い資金をプールしておくことで、日本のNGOが被災地に迅速に入れるようになりました」と、椎名事務局長。

こうして世界各国に向け重ねてきた経験は、昨年、日本国内でも力を発揮しました。
「東日本大震災が起きた後、3時間以内に活動することを決めて、6時間以内に5つのNGOが現地に向かって動き出すという迅速な対応が出来ました」
「これも海外で災害が起きた時に、すぐ対応できる体制を作っていたことが生かせたんです」と、椎名事務局長。

現在、加盟するのは36のNGO。ジャパンプラットフォームへの参加が、活動に変化をもたらしているようです。
「迅速に大きな規模で支援ができるようになったのは、90年代までと大きな変化ですね」と、参加NGOのNICCOの方。
11月からは、増え続けるシリア難民の支援を開始。ここでは8つのNGOが活動する予定です。

「活動を通じて、日本のNGOの活動が日本でもっと知られ、もっと支持されるようになることがジャパンプラットフォームの目標ですね」と、椎名事務局長。
日本のNGOの可能性を広げるシステムの誕生が、より多くの人を救うことに繋がっています。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京