地球VOCE
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第146回 3月1日(金)放送
モザンビークによりよい学校教育を
今週も引き続きアフリカ・モザンビークから。
アフリカ大陸・南東に位置するモザンビーク。人口2400万人の人々が暮らしていますが、この国の教育水準は低く、子どもたちへの教育が課題となっています。

首都マプトにある小学校。「東洋の星」という意味を持つこの学校は、2003年、日本の援助で建設された小学校です。ここで1年前から活動を行っているのが、青年海外協力隊員の原田愛さん。彼女は小学校6,7年生のこどもたちに体育を教えています。

しかし、この学校ではある問題が起こっていると言います。それは生徒の急激な増加。
近年、モザンビーク政府は、就学率の向上を目指し、小学校を無償化にしました。
この学校には3300人もの子どもたちが通っています。 あるクラスを案内してもらうと、机が足りず、床で勉強している子どももいました。
「このクラスは80人位いるのですが、この人数で先生が一人しかいないので、全員に目が行き届かない状態です」と、原田さん。せっかく学校に通い始めた子どもたちですが、先生達も手一杯で、上手く学校になじめない生徒などに気遣う余裕がありません。
「6年生になっても読み書きが出来ない子や、勉強に付いていけない子どももたくさんいます。就学率は上がったのですが、途中でやめる子どももすごく多いんです」と、原田さん。
そこで、何かできないかと考え、 放課後にそうした子どもたちを集めて、サッカーの指導を始めたと言います。
サッカーは、モザンビークの子どもにも一番人気のスポーツ。学校になじめなかった生徒も、サッカーでは生き生きとした表情を見せています。
「成長はすごく感じています。大人しかった子どもが、友達と話せるようになったり、自分の思いをチームメイトに伝えられるようになりました」と、原田さん。
原田さんはそうした子供たちの成長に喜びを感じていました。
そしてサッカーを通じて、もっともっと学校の楽しさを実感してくれればと考えています。

「原田先生は、いつも楽しく練習を教えてくれるんだ。友達とサッカーが出来ることがすごく大好き。いつか世界で活躍できるサッカー選手になりたいと思ってるだ!」と、生徒の男の子。
子どもたちは、今、市内で開かれる大会での優勝を目指し、日々練習に励んでいます。

「子どもたちが少しでも成長して、何事も楽しんで出来るように、学校の勉強ももっと頑張って欲しいです」
「そして、そういった面で子どもたちが成長していってくれたらなと思っています」と、原田さん。

学校での経験は子どもたちの大きな成長につながるはず。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京