地球VOCE
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第150回 3月29日(金)放送
モザンビークの農業生産拡大を!
今週も引き続きアフリカ・モザンビークから。
人口2400万人が暮らすこの国では、国民の8割が農業に従事。しかし、農業に適した土地と気候を持ちながら、それを活かしきれていないのが実情です。

モザンビーク北部に位置するナンプラ州。アフリカ特有のサバンナの大地が広がるこの場所で今、農業の生産拡大を目指すプロジェクトがスタートしています。
やっていたのは、大豆の栽培試験場。ここでJICAの鳴海さんたちが行っているのは、土地に適した作物と栽培方法を見つけるための栽培試験で、大豆やトウモロコシなど様々な作物の品種を育成しています。「農業はとても環境に影響されやすいんです。しかし、どうしたら収穫量を上げることが出来るか、その結果が得られれば、それを一般の農家の方たちに紹介することが出来るんです」と、鳴海さん。

実はモザンビークには、農業に適した広大な土地があります。しかし、農家の9割以上が小規模農家であるこの国では、農業の開発が進まず、わずか4%の土地しか有効に活用されていないと言われています。
そこで日本政府は、30年前のブラジルで日本が支援した農業開発の経験を活かし、この国の農業を変えることを目指しています。
当時、ブラジル中西部に広がる熱帯サバンナ地域セラードは、不毛の大地と言われていました。
しかし、日本の20年にも渡る農業開発支援を通じ、今やブラジルは世界有数の穀倉地帯となっています。

現在、日本とブラジル、モザンビークの3カ国が協力して目指しているのは、この国の貧困からの脱却。
そして、将来、モザンビークが世界的に重要な農業地帯の一つになれるようにと取り組んでいます。

「日本は長年、私たちの国を支援してくれました。今回、この国でパートナーとしてやっていけることを大変うれしく思います」と、ブラジル人の女性。
2年前に始まったこの農業プロジェクトでは、多くの日本人・ブラジル人の専門家たちが参加。鳴海さんたちの調査は5年をかけておこなわれる予定です。

日本のこうした支援について、モザンビークの大統領は大きな期待を寄せています。
「日本がこれまで行ってくれた支援は、大変重要な役割を果たしてくれています」
「特に、今行われている農業支援を通して、私たちは、この国の貧困が解決すると期待しております」と、大統領。

3カ国の知恵を合わせたプロジェクトはまだ始まったばかりです。こうした活動が実を結べば、アフリカだけでなく世界の食料事情も解決に結びつくかもしれません。
『私たちは、世界と共にある』
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テレビ東京