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第10回 2010年6月11日放送 貧困に立ち向かう病院 日本が支援したジャムナ橋と、貧困に立ち向かうクムディニ病院

川の国と呼ばれるバングラデシュ。
ジャムナ川のような広い川幅の大河は、国を東西に分断し、人の移動や物流に大きな支障となっていたため、日本は、ジャムナ橋の建設を支援しました。
この橋は紙幣にも印刷され、1998年に開通した時の喜びが表現されたと言われています。

しかしながら、国土が分断されることで起こる問題は、それだけでありませんでした。
経済格差が激しく、貧困層の90%が農村地域に住むにもかかわらず、そこには教育や保健などの公共サービスが充分に行き届いていないのです。

杉山さんが今回お話を伺ったのは、バングラデシュ日本大使館の吉田明美さん(取材時)。 貧困の人々の救いとなっているという、タンガイル県にあるクムディニ病院を一緒に訪れました。

ここでは、わずかな初診料を払えば後の診察が無料のため、病院周辺100キロに住む住民、およそ20万人が利用。しかし、医師や看護師たちは電力の供給不足のために頻繁に起こる停電に悩まされていました。 手術時に電気がなくなってしまうと、心電図なども止まってしまいます。そこで日本大使館は、4年前に2台の発電機を、この病院に贈ることにしたのです。

この病院の創始者シャハは、貧困のため病気で母親を亡くした経験から、後に財を成した彼は、困っている人々のために財産をすべて捧げ、母の名をつけた「クムディニ」病院を開業。
病院経営は常に赤字ですが、ジュート産業など他の事業で財源を賄いながら続けています。
貧しい人々を救おうという、その姿勢は多くの人に感動を与えています。

  「貧しい患者を通じて、医療とは何かを学ぶ」 献身の志を持った医師や看護師たち。
日本の支援も、貧しい人々を支える助けとなっていました 。

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