トップページ バックナンバー 出演者情報 テーマソング情報 特別ショット
地球VOCE バックナンバー
第18回 2010年8月6日放送 願いをかなえる農村開発 タンガイルの村人とJICAの渡辺広毅さん・志賀圭さん

バングラデシュの首都ダッカから車でおよそ3時間。緑豊かな土地タンガイルでは、道路整備などの公共工事がまだまだ行き届いておらず、わずかな雨量でも、道は水浸しとなってしまいます。
ここで農村開発をしている、JICAの渡辺広毅さんと、志賀圭さんは、住民のため、生活に入りながら活動をしています。

この農村開発とは、行政が村人たちのニーズを踏まえた公共事業やサービス提供を行い、村人自身も参加するようになること。
渡辺さんは、村人と行政をつなげる仕組みづくりを支援しています。
「伝統的な顔役と呼ばれる人達がいて、彼らが集まってものごとを決めていましたが、日本に今まであった町内会や自治体の要素もプラスにできたと思っています。」と渡辺さん。
一方、志賀さんは、村人が本当に必要とするものを知るため、村で暮らしています。

この村では、雨季になると道が冠水してしまい、子供たちが学校へ行けずに困っていたのですが、一つの村だけでは土盛りをする土が足りませんでした。しかも、農家にとって本来、土は畑に使うべき大切なもの。困った2人が村の委員会に相談したところ、話を聞いた近隣の村が土を持ち寄ってくれて道が完成したそうです。それは2人の活動が実った瞬間だったと、教えてくれました。
こうした活動にバングラデシュ政府も賛同し、全国の200カ所に拡大することを約束しました。
「少ない資源をできるだけ効率的にみんなでやっていこうというのは、どこの国でも当てはまると思うので、そういう意味では世界のいろんなところに広がってくれればなと強く思います」と渡辺さん。2人の熱意がバングラデシュの人々の心を変えようとしています。

バングラデシュで8つの国際協力の現場を取材した杉山さんは、「本当に貧しい国ですが、みんなの目がキラキラ光っていて、私も元気をもらいましたし、日常の中で幸せを感じられることを自分も意識して、見つけていけたらと思いました」と、感想を語ってくれました。

テレビ東京 テレビ東京 教養・ドキュメンタリー
前のページに戻る