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第25回 世界遺産の島の小学校

今回訪れたのはアフリカ最西端の国、セネガル共和国。首都ダカールの沖に浮かぶ、1周歩いて1時間ほどの小さな世界遺産の島、ゴレ島で支援活動をする日本人を紹介します。

かつてゴレ島では“奴隷貿易の拠点”として、たくさんの奴隷を送り出してきました。その当時のまま保存をしている“奴隷の家”と呼ばれる建物には、男性、女性、子供と部屋ごとに分けて収容され1000人を超す奴隷がいました。 「同じ人間なのに肌の色が違うだけで売買が行われた。胸が苦しくなるというか、このような間違いを犯してはいけないということを、ここに来て改めて感じました」と、杉山愛さん。

その大通りに面したところにあるゴレ島唯一の小学校では、現在180名の子供たちが元気に学んでいます。しかし、この小学校を悩ませていたのが校舎の老朽化。床には穴が開き、子供が転落する危険もありました。
「このセネガルは西アフリカの最貧国の一つですけど、医療とか教育とか、本当にこの国の人が必要としている分野で何かやりたいんです」 と、アフリカで13の拠点を展開する総合商社、三菱商事の笠原昌行さん。
子供達が安心して通えるように、三菱商事が改修資金を援助しました。
十年前には日本政府も修復を支援していました。

「このまま日本の援助が入らないと、この学校が閉鎖せざるをえない。島で唯一の小学校がなくなってしまうと、ダカール市内にフェリーを乗り継いで行かなければならないんです」 と、在セネガル日本大使館の淡川貴史さん。

日本政府から日本の企業へ、時を超えた小学校修復支援のたすきリレー。
悲しい歴史を伝える世界遺産の島で、支援のたすきが、子供たちの笑顔につながっていました。

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