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第29回 アフリカ最西端の託児所

セネガル共和国の首都ダカールから車で1時間半のところにあるクール・アブドゥ・ンドイ村には、
沢山の子供たちが通う託児所があります。その託児所の支援をしているのが、NGOヒューマンネットワークの中村真樹子さんです。

村を訪れた杉山さんが目にしたのは、 一生懸命、井戸の水を汲み上げる女性たち。 杉山さんも負けじと、井戸の水汲みにチャレンジしバケツを運ぼうとしましたが、重くて全然、頭にのせられません。バケツの水はおよそ20リットル。それでも、女性は頭にのせて運んでいきました。井戸から汲んだ水で朝ごはんの支度を済ませた後は洗濯物。忙しい家事をやりながら、女性は子供の面倒をみていかなければなりません。しかし、実際には目が行き届かず、子供達のケガや病気を悪化させるケースが、後を絶たなかったといいます。

そこで、中村さんが思いついたのが託児所でした。 「子供達を託児所に送ったら、余裕ができますし、市場の仕事も、畑の仕事もできるようなります。けれども子供達が家にいるときは何もできないんです」と中村さん。そして、その活動を支えているのが日本政府です。「西アフリカ地域では、教育施設とか医療機関が不足気味。農村部ですと女性が重労働をされているんですね。非常に欠けている3つを改善できるんじゃないかと考えたのです」と、在セネガル日本大使館一等書記官の清卓也さん。託児所の隣にはお産ができる診療所と、ポンプのついた井戸も設置することができました。これからはフランス語の教育を充実させていこうとしています。

「こういった年齢から教育を受けて、未来につながるといいなって思うんです」と、子供たちの未来を願う中村さん。 この村の母のような存在なのかもしれません。アフリカの最西端にある託児所。これからも働くお母さんと子供達の大きな味方であり続けてほしいですね。

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