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第31回 アフリカの今を伝えるテレビ局

今、セネガルで国民的な人気となっているのが相撲の番組。セネガル相撲は、日本の相撲とは全く別もので、こぶしで殴り合うこともあるそうです。この相撲番組は50%以上の視聴率があると言われています。

しかし、これまでの国営放送局は、多くのテレビ番組を海外から購入していたため、日本から放送分野の援助を受けるまで、ほとんど自分でつくれませんでした。
これを助けたのが、多くの日本企業で、 中でもソニーは35年間で100カ国へ機材を提供し、途上国のために先端技術で貢献してきました。
「アナログからデジタルにしたことで鮮明な映像になり、ジブチの国営放送局のデジタル化では大使の知人が映像がキレイになったのを見て、メイドさんがテレビを拭いてくれただと勘違いをしたんです」と、放送機材を設置したソニー国際協力部の張替和彦さん。

番組の数は急増。日本の機材援助があったことでドラマやカルチャー番組が作れるようになり、ニュース番組は国内の社会問題を自分たちの目線で取材できるようにもなりました。
杉山さんも、夜のニュース番組のため病院の取材へ向かったクルーに同行しました。現在、セネガルで問題になっているのが5歳未満の子供の高い死亡率で、どのように解決するべきなのかを放送しました。 「私たちのテレビ局には教育の目的があるんです。実際に起こっているものを国民に意識させることこそが大切なんです」と、セネガル国営放送局のディレクターが教えてくれました。

こういった日本企業の活動を後押しする日本政府。「セネガル人の問題をセネガルの人によって取材できる環境づくりに貢献できたことを誇りに感じています」と、在セネガル日本大使館二等書記官の淡川貴夫さんは言います。セネガルの今を伝えるテレビ局とそれを支える日本の最先端技術。ここで発信したセネガルのニュースが国境を越えて、アフリカの国々や世界の人々の喜びにつながる時がくるのかもしれません。

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