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第37回 途上国への旅が教えてくれたもの

開発途上国を訪れ、その国の現状を見たりボランティア体験をする「スタディツアー」は、最近注目され、参加者が急増しています。今回は、こうしたツアーを開催している団体のひとつ、SWITCHを訪れました。 SWITCHは、明治大学の学生を中心に80人ほどが集った学生団体で、今年2月には独自にバングラデシュへのスタディツアーを企画し、30人が参加しました。バングラデシュは人口およそ1億5千万人のうち、ほぼ半数が1日わずか1ドルほどで生活する最貧国のひとつ。
「何か学べることがあるんじゃないか、僕ら学生にもできることがあるんじゃないか、と考え始めたんです」とツアーの発起人の吉田さん。バングラデシュを訪れた友人の話を聞き、貧しいけれど温かい人々を自分の目で確かめたいと思ったことがきっかけだそうです。

そんな吉田さんの思いを、実現へ導いたのが、旅行会社大手のエイチ・アイ・エス。途上国の現状を学びたいという学生たちの熱意に応え、1年かけてツアーを計画しました。エイチ・アイ・エスは、他にも様々な団体とスタディツアーを企画しています。「国って違いがいろいろあります。人も人種も違います。ずっと見ていくと、違いではなくて、人間の普遍的なもの、そういうものが感じ取れる。人間って何か共通しているものがあるんじゃないか。そういうことを私どもの会社は伝えていきたいんです」と、エイチ・アイ・エス取締役 相談役の行方一正さん。

ストリートチルドレンとの出会い、学校の建設ボランティア、現地の大学生との交流。旅を通じて、学生たちは何を感じたのでしょうか? 「自分の価値観が変わるような期間で、本当に今までの人生の中で一番濃い1週間でした」 「私たちはちゃんと大学に行けて、こんな裕福な生活をしているのに、恵まれているなって感じていないのが、ちょっとおかしいのかなって感じました」 「バングラデシュの魅力にとりつかれて大好きになり、何かしらの形でバングラデシュと関わっていきたいと思いました」と、参加した学生達。
世界の現状を、人から聞いたりメディアを通じて知ることも大切ですが、彼らのように、実際に体験すると、より多くのものを得ることができるのではないでしょうか。彼らのエネルギーがいつか世界を変える原動力になると信じています。

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