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第42回 貧しい子どもたちを支える学校

今週も引き続きハイチ共和国からお届けします。
西半球の最貧国といわれるハイチでは、教育サービスの立ち遅れが深刻な状況です。今回は首都ポルトープランスから車で2時間、農業で生計を立て、貧しい家庭が多く暮らしているというラマルデル村を訪れました。

ここには、日本政府が支援した学校があります。
「小学校のうちの8割が私立学校で占められ、授業料が月20ドルだったりするので、1日1ドル以下で生活しているハイチの普通の家庭の子どもにとっては、手が届かないのが現状なんです。」
と案内をしてくれた、在ハイチ日本大使館の若林真幸さん。
ハイチの子どもたちの就学率は50%、中南米・カリブ諸国は93%とその差は歴然としていました。
そこで日本政府は、アンファン・ジェズ小学校に校舎を提供。学校を運営するNGOは、授業料を毎月1ドルとすることで、多くの子どもたちが通えるようになりました。 

この小学校には、これまで学校に通えなかった子どもたちが学ぶ特別なクラスがあります。7歳から17歳の子どもたち42人です。
クラスの最年長、ロベンソン君は、2か月前にこの学校に初めてやってきました。
「貧しくて学校に通えなかったから、今まですごく悲しかったよ。学校に通う人を見かけても、恥ずかしくて、声をかけられなかったんだ」とロベンソン君。
ロベンソン君をはじめ、アルファベットの読み書きもできなかった子どもたちは、この学校で初めて授業を受け、自分の名前が書けることへの喜びを感じています。
「ここで一生懸命勉強して、将来は建築家になりたいんです」とロベンソン君。

日本からの支援が子どもたちの可能性を大きく広げています。
未来を担う子どもたち。この子どもたちすべてが学校に通えるようになるといいですね。

テレビ東京 テレビ東京 教養・ドキュメンタリー
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