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第6回 2010年5月14日放送 別府から学ぶアフガン再生 研修を受けるアフガニスタンの研修員とオンパクを国内外に紹介している三好教授

長い紛争で荒廃したアフガニスタンを復興させるため、先月アフガニスタンの研修員が大分県別府市でコミュニティ開発や農村起業などを学び、実際の現場で研修を行いました。

別府市は、年間およそ1000万人の観光客が訪れる温泉地でしたが、バブルの崩壊で半分以下に減少。しかし今「オンパク」という新しい地域づくりの手法で以前の活気を取り戻すことに成功し、注目を集めています。
オンパクとは、自分たちの持っている人材や資源などの個性を見直して、別府内8つの温泉地で多発的に体験型のイベントを開催し、博覧会のように楽しませるという仕組み。

研修のひとつとなったのは、山間部の小さな食堂。農村地域の高齢者達だけで作られていた野菜を、郷土料理づくりの体験イベントという付加価値と併せて注目度を上げ、地域の文化を見直します。

「アフガニスタンではまだ様々な問題を抱えているため直ぐにマネすることは出来ないのですが、現在のように受身の支援ではなく、自立した生産性の高い地域づくりを目指したいのです」と、研修員のイスマティさん。

このオンパクを国内外へ紹介している、立命館アジア太平洋大学の三好皓一教授は、
「国際協力というものは、先進国から開発途上国に対して、一方的に物がいくという話ではないと思うんです。お互いにそれぞれ持っている経験などを分かち合って、新しいものを作っていければいいですよね」と語ってくださいました。

別府を再生した、地域の文化を見直すオンパク。
海を越えたアフガニスタンの平和にも役立つ日がくるかもしれません。

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