第一話
「べっちょり」
春になり、ぼーっとまどろんでいたかあさん。そこに現れたのは両手にマジックを握った息子のぶんじと娘のふみであった。嫌な予感がしたかあさんが隣の部屋で見たものは・・・
「受けた」
保育園の先生と子供の様子を報告しあう連絡帳。漫画家のかあさんはついその空白に漫画を書き出してしまう。するとそれを読んだ先生達に大受け!毎回オチをつけているうちにエスカレートし・・・
「太陽にほえろ」
熱海に旅行に来たかあさん一家。海を見て興奮する子供達を微笑ましく見ていたとうさんとかあさんだったが、ぶんじとふみは一目散に地平線に向かって走っていき、服のまま海に沈んでしまい・・・
「ごあいさつ」
毎日かあさんからごあいさつ
「カニ母」
大好きなカニを子供達に隠れて食べるかあさん。ある日、そんなかあさんにぶんじとふみはカニを絵に描いて贈る。涙し、次からカニを隠れて食べたりしないと決意するかあさんだったが・・・
「メール」
庭に出て一人夜空を見上げるかあさん。あまりにも月が美しいから、とうさんにメールを打つ。戦場の戦車の上でメールを受け取るとうさんが見上げる空は曇りだった・・・
第二話
「漫画家かあさん」
かあさんの仕事は漫画家。朝から締め切りに追われ。アシスタントの愛ちゃんに急かされながらも、子供達に朝ご飯を作る。かあさんの作る朝ごはんは大きなおにぎりと牛乳だが・・・
「漫画家かあさん大忙し」
今日も漫画の締め切りに追われるかあさん。担当編集者の水沼くんがいまにもくるんじゃないかとひやひやしながら、漫画を描いているものの、なかなか進まず・・・
「かんろく」
かあさんは漫画の締め切り前にもかかわらず保育園の父母会バザーのポスターを描くことをボスママ・権田さんに約束してしまう。なんとか権田さんの元に描いたポスターを持っていくが・・・
「びゅっ」
明日はぶんじの誕生日。プレゼントに何をもらえるのか楽しみで仕方ないぶんじは、待ちきれずとうさんに聞きに行く。しかしプレゼントだと手渡されたのはゴマ塩だった・・・
第三話
「精霊降臨」
友達の間でぶんじだけが平仮名を読めないことに気付き、大きなショックを受けるかあさん。するとそこに突然早期教育の精霊と名乗るおじさんが現れ、かあさんに説教を始める・・・!
「精霊の逆襲」
かあさんは早期教育の精霊に言われ、ぶんじに平仮名の読み方を教えることを決意。辛抱強く教えようとするが、あまりにも覚えが悪いぶんじに思わず怒ってしまう。すると近くにいたふみが・・・
「わたしをみて!」
ふみはアニメのヒーロー・バッタマンが大好き。しかしバッタマンにはカマガールという恋人がいることを聞くと怒って、バッタマン人形を捨ててしまう。またかあさんがぶんじをほめるとむっとして・・・
「兄妹」
徹夜で仕事しへろへろなかあさんだったが、日曜日はぶんじとふみを公園に連れて行く約束をしていた。遊びには行ったものの、体が疲れて全然動けないかあさんに対して、ぶんじとふみは・・・
第四話
「バザーは大変」
保育園のバザーに持っていくものがなく悩むかあさん。水沼くん・とうさんの助けもあって、なんとか品物を持っていくが保育園のボスママ・権田さんの審査は厳しく・・・!?
「どとーの保育園」
保育園一のスーパースターひこくん。その横でバッタの死骸に夢中な息子・ぶんじ。ぶんじはバザーでほしいおもちゃが買えず大泣きし、かあさんが手を焼いているところにひこくんがきて・・・
「もうしません」
公園で遊び泥だらけになるぶんじ。あまりの汚さに自転車にも乗せられない。そこでぶんじはペット専用の足洗い場で汚れを落とし始める。ついつい許してしまうかあさんだったが、明くる日・・・
「てのひら」
昔は幼い少女であったかあさん。思い返してみれば、あのときはおかあさんになるなんて一度も決意したことはなかった。しかしあの頃から既にかあさんになることは決まっていたのかもしれない・・・
第五話
「オレは帰るぜ」
タイのジャングルで出会ったかあさんととうさん。酒を酌み交わし、かあさんは分かれ際「じゃあまたね、今度はあたしんちで」と言った。すると本当にとうさんは「ただいまー!」とかあさんちのドアを開け・・・
「そもそもね」
「一日一麺」をモットーとするとうさんにラーメン屋に連れて行かれるかあさんと子供達。しかし行ったラーメン屋は大ハズレ!とうさんはヤケになり、お酒を飲み始めるが、その酒癖の悪さに・・・
「うまいぞ」
娘の寝顔を見ながら酒を飲み「娘酒」をするとうさん。娘のかわいさにいつも涙しているのだが、兄に娘は「うまいぞ」と注意される。確かに娘・ふみは完全にとうさんを手玉にとっており・・・
「いっしょ」
とうさんはふみに「どこにもいかないで」と言われ、ずっと一緒にいる約束をする。しかし戦場カメラマンという仕事がら、それは嘘だなと思うかあさん。思わずとうさんのカメラのファインダーをのぞき・・・
第六話
「じいちゃん」
高知の小さな漁村で育ったかあさんは、機械油と海の匂いがするじいちゃんのことが大好きだった。そんなかあさんは、幼い頃、じいちゃんにふとした言葉を告げるが、その言葉に感動したじいちゃんは・・・
「基本です」
ふみは人の心を掴む天才だ。家でも保育園でも、言葉巧みに、時には涙も操りながら、上手すぎる世渡りをしていく。しかし何もかもがそううまくいくわけでもなく・・・
「しゅき」
ふみは公園で転んで新品のワンピースを汚してしまう。しかし「えーんえーん」と泣かずに「おかしゃんだいすきー」と泣くふみを、かあさんは叱るに叱れない。そんなある日の夜・・・
「ばっしん」
とうさんの仕事は、戦場カメラマン。職業柄、家を空けることが多いが、本人はどこか後ろめたい気持ちもある様だ。そんなある日、仕事から帰ったとうさんを久しぶりに見た文治は・・・
第七話
「ゴボゴボ」
デパートを訪れたかあさん一家。おもちゃ売り場でふみはトイレに行きたくて座りこんでしまっていた。あわててふみを連れてトイレに駆け込むかあさんだったが・・・。
「わるくない」
今日は文治は保育園の友達とお出かけで、ふみはかあさんと家で留守番。文治について行きたかったふみは不機嫌になり、わがままを繰り返す。かあさんも最初はがまんしていたが・・・。
「かいじゅう」
締め切りが重なり、日曜日も仕事のかあさん。「お仕事ダメ」「遊ぼ~!」と迫る文治とふみに対して、ばあちゃんは「もしお仕事がなくなったらどうなるか」と、怖~い話をはじめる・・・。
「プッツン」
ばあちゃんの豪快な魚さばきに驚く文治とふみ。聞けば「アクアプッツン」を作るという。おそらくイタリア料理「アクアパッツァ」のことかと推測するかあさんだったが・・・。
第八話
「お片付け」
お片づけができない文治を叱るかあさん。しかし実はかあさんもお片付けは大の苦手だった。そこへ久しぶりに早期教育の精霊が降臨する。
「九九」
部屋を掃除していたら、電動九九マシーンが出てきた。文治とふみは興味を示すが、かあさんは躊躇する。実はかあさんはお片づけ以上に九九も苦手だった。
「やる気」
ある日文治が「字を覚えたい」と言い出す。突然のお勉強宣言に戸惑うかあさんは、早速文治を病院に連れていくが、どこも悪いところが見つからない。文治の身に一体何が?
「やる気出す」
かあさんと文治はカードを使ってひらがなのお勉強をはじめるが、なかなかうまくいかない。そんな中、文治が字を覚えたい意外な理由が明らかになる。
第九話
「しるがでた」
かあさんお気に入りの柳の木に、青虫がびっしり!青虫が大嫌いなかあさんは、文治を使って何とかしようと試みるが・・・。
「やっぱり、ムリ!」
文治のしつけがうまくいかないかあさんは、早期教育の精霊からダメ出しを受けていた。そこへ「情操教育の精霊」が登場し、叱ってばかりでなくほめて伸ばすことも大事だと言われる。
「ランドセル」
ふみが突然ランドセルが欲しいと言い出した。どうやら近所の小学生に憧れた模様。ばあちゃんが手作りのランドセルを与えるが、納得しないふみは・・・。
「ゆめ」
きれいな夕陽を見て、かあさんは文治とふみをお散歩に誘う。かあさんは2人に、大きくなったら何になりたい?と聞くが・・・。
第十話
「脱走」
愛犬ジョンの特技は「脱走」。今日も仕事で徹夜明けのかあさんのもとに、ジョン脱走の知らせが入る。かあさんたちは、秘密兵器を武器に、一家総出でジョン捜索をはじめる。
「いぬはそと」
寒いある日、ジョンを家の中に入れてあげようと言う文治とふみ。しかしかあさんは「犬は外で飼うものだ」と聞き入れない。そもそもジョンがかあさん一家にやってきたキッカケは・・・。
「わがはいはいぬである」
ジョンに名前がなかった頃、文治は「バッタマン!」ふみは「ちょうちょ!」と呼んでいた。しかしジョンはどう呼ばれても元気に返事をしてしまう・・・。
「また脱走」
またしても脱走するジョン。一家総出で捜索するが、今回は何故か見つからない・・・。
第十一話
「いそがしい」
文治の尿意は常に急で、一刻の猶予もないのが特徴。しかし文治は、尿意より遊びを優先してしまう悪い癖があった・・・。
「男の子のおかあさん」
保育園のお迎えに行ったかあさんは。泥んこの文治を見て、まだ汚れ方が足りない、としばらく放っておく。そこへ森田さん、長崎さんも合流、「男の子のおかあさん」トークがはじまった。
「そう、それ!」
予測できない行動を連発する文治。耳に豆を入れたり、鼻に人形の手首を入れたり、自分で掘った穴に埋まってみたり。かける言葉がみつからないかあさんの横でふみが一言・・・。
「台所」
いつもお姉さんぶっているふみは、初めて保育園に行った日も泣かなかった。しかし実は・・・。
第十二話
「さあ食え」
かあさんは、海外旅行において、日本では普通食べない動物を食べ、それを漫画にすることがある。そのことを自慢したら、ある日文治がとんでもないものを食べたいと言い出した・・・。
「解禁」
お菓子を置く習慣のない鴨原家。文治とふみはかあさんに「甘いものを食べるとバカになる」と教えられていた。しかしどうしても甘いものが食べたい2人は・・・。
「お前がわるい」
作り話でその場をごまかす癖のあるふみ。家でも保育園でもその作り話は絶好調。困ったかあさんが、何故そんなことをするのかと問い正すと、びっくりする答えが返ってきた。
「親の背中」
珍しく仕事の付き合いで夜の街にくりだすかあさん。たまには自分にごほうび!と思い、泥酔して帰宅する。しかし文治とふみの寝顔を見て、一番のごほうびが何だったか、思いなおす。