番組表

アスリート感動劇場 1億の心に響く物語3

2010年9月30日(木) よる10:00~よる11:24

出演者

ゲスト:金子貴俊、安田美沙子
ナビゲーター:大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)

内容

◆ストーリーⅠ 「木村拓也(元巨人軍コーチ)」

華々しく開幕した2010年のプロ野球シーズン。
しかしその数日後、誰もが思いもしなかった出来事が…。
4月2日、マツダスタジアム。試合前の練習でノッカーを務めていた
木村拓也コーチが突然倒れた。くも膜下出血だった。
選手、ファンの願いも届かず、4月7日、木村拓也は37歳の若さで亡くなった。

チームが大きな悲しみに包まれる中、誰よりも特別な想いでその知らせを
受け止めたのが木村の2歳年上の親友・大道典嘉だった。
二人は共に前の所属球団を追われるような形で巨人に移籍してきただけでなく、
代打の切り札的存在。
家族を地元に残して単身東京での生活…。似たような境遇から二人は意気投合。
親友として互いを信頼しあい、野球人として切磋琢磨してきた。
今年はコーチと現役。立場は変わったが、チームの一員として新たなスタートを
切ったばかりだった。
大道は今シーズン、1軍登録のないまま終盤を迎えたが、木村拓也の遺志を
しっかりと受け継ぎ、戦い続ける。
この物語は木村拓也という誰からも愛された野球人の姿と彼の想いを、親友との
深い絆を通して描いていく。


◆ストーリーⅡ 「テリー・フォックス」

毎年9月の第二日曜日にカナダ全土であるチャリティーマラソンが開催される。
「テリー・フォックスラン」。大会のきっかけになったのが、
カナダの国民的ヒーロー、テリー・フォックスという青年だった。
充実した大学生活を送っていたテリーだが、ある日…。
バスケットボールの練習中に右ひざに痛みを感じて検査を受けると、
予期せぬ病名を告げられた。「骨肉腫」だった。右足切断を余儀なくされ、
絶望の淵に立たされたテリーだが、
「自分にも何か出来ることがあるのではないか」と奮い立ち、マラソンで
カナダを横断するという壮大な計画を打ち立てた。
右足を切断してから3年後の1980年、「希望のマラソン」がスタート。
カナダ横断を果たすとともに100万ドルの募金を集めることが目標だった。
出発してから143日目、がんが肺に転移していることが判明し、無念のリタイア。
翌年の6月、テリーは22歳の若さで亡くなった。
実はこの時既に1000万ドル以上の寄付が集まっていた。
テリーはある言葉を残した。「チャレンジすれば夢は叶う」。
彼が走り始めて今年で節目の30周年。今でも全世界の子供たちを励まし続けている
伝説のランナーの壮絶な生き様を追う。

◆ストーリーⅢ 「駒野友一(サッカー日本代表、ジュビロ磐田)」

2010年6月29日。W杯決勝トーナメント、パラグアイ戦。
PKを外し、日本敗戦の責任を一人で負うことになった駒野友一。
そのサッカー人生は逆境の連続だった。
6歳でサッカーを始めた駒野は徐々に才能を開花させ、中学卒業後は
サンフレッチェ広島ユースから誘いを受けていた。
しかし、「プロのサッカー選手になる」という夢の第一歩を踏み出した矢先、
父親を病気で亡くした。駒野は実家の経済的状況を考えて、サンフレッチェ入団をあきらめかけたが、母親の説得もあり、夢を追い続けることを決意した。
寮生活を送りながら駒野は母親に仕送りをし、弟の大学の学費まで負担した。
夢を叶えた駒野だったが、プロになってからの半生もケガや挫折に
見舞われてきた。
2008年には左膝前十字靭帯損傷、その療養中にエコノミークラス症候群に
かかった。さらにブドウ膜炎を発症、失明の危機にもあったが、
すべてを乗り越え、日本代表入りを果たした。そんな駒野が常に気遣ってきたのが母の存在。駒野のサッカー人生を追いながら、数々の困難をも克服する力となった駒野本人と
母親との絆の深さを描いていく。 

◆ストーリーⅣ 「福見友子(柔道日本代表、了徳寺学園)」

柔道48kg級日本代表・福見友子。彼女が日本中を驚かせたのは2002年。
当時16歳の福見が女王・田村(谷)亮子を破った。一躍時の人となった福見だが、この瞬間から過剰なプレッシャーを背負うこととなった。
精神的に追い詰められた福見は平常心を失った。福見が己との葛藤に苦しんでいる間に田村は結婚して、五輪では2大会連続の金メダルに輝いていた。
北京五輪を翌年に控えた2007年、復活した福見は重要な大会で再び谷に勝った。
これで世界選手権代表に選ばれるはずだったが、福見に敗れた谷が代表の座に。
世界での実績を重視した選考だった。「自分はここで終わっていくのか」
福見の心にポッカリと穴が開いた。
一方の谷は五輪でも世界選手権でも常に「メダルを獲って当たり前」という
プレッシャーを受けながらも期待に応えてきた。福見は谷の偉大さを思い知った。
これまでの谷との経験が福見を強くしていた。2009年の世界選手権。
迷いのなくなった福見はついに世界の頂点に立った。福見が逆境を乗り越える
原動力となったのは谷亮子の存在。憧れから目標、ライバルとなる過程で
福見自身が成長していく姿を描く。


  • 駒野友一選手
    駒野友一選手
  • 福見友子選手
    福見友子選手

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