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2005年06月24日

ヨン様が入院して、退院した

ヨン様が入院して、退院した。
映画撮影の過労のせいだという。二日にわたって一報を番組で伝えた。
数あるニュースの中で取り上げられるのだから、
やっぱりヨン様は凄いのだと思う、
そんな話を上司の行きつけのバーで一緒に話していたら
「お前、今は「冬ソナ」じゃなくて「愛るけ」だぞ。」という。

あいるけ?愛るけ?なんですか、それ。

聞けば日経新聞の文化面渡辺淳一さんの小説「愛の流刑地」の省略語。
あああああ、ちょっと挿絵がセクシーなやつね。
描写がかなりきわどい道ならぬ不倫小説。
日経にしては珍しいというか冒険だなあと
連載が始まった時に驚いたものだ。

ところがいまや、おじ様たちは朝一番に日経の「一面」ではなく「裏」を
みるのが日課だという。冬香という女性はいまやアイドル。
私の履歴書の「野村克哉シダックス監督」を読むふりをして、
冬香と主人公の情事に朝から胸をときめかすそうだ。

突然、カウンターで一人で飲んでいた隣の男性が会話に乱入してきて
「冬香は30歳後半ですかね」
おおおおお、あっという間に2人の間に「愛るけ」を通じた
同志の雰囲気が流れた。
私をそっちのけでやたらと盛り上がっている。
女性陣を席巻したヨン様現象と同じことが今、
おじ様たちの中で「冬香現象」として巻き起こっているようだ。

次の日読んでみた。
朝から強烈である。
男女が情事(表現が古いか)の最中、首を絞めあっている。
結構恥ずかしい。
あの「冬ソナ」で女性は忘れかけた切ない恋に胸をきゅんとさせたが
世の男性は「愛るけ」で道ならぬ情念に朝から興奮するのか。

あの頃「冬ソナ」は女性を動かし、
民間レベルで日韓の理解を深めるという偉業を果たしたが、
果たして「愛るけ」は世の男性陣にどんな影響を与えるのだろう

 
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