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2005年06月20日
「にほん」か「にっぽん」か
「日本人」に振り仮名をふると皆さんならどっちだろう?
「にほんじん」か「にっぽんじん」か。
打ち合わせのキャスター席で「にほん」か「にっぽん」かで
大体いつも議論になる。
先日、フィリピンで大騒動となった「元日本兵」の場合。
熱狂したサッカー「日本代表」は?
印象論として国名「日本」を強調したいときは「にっぽん」という説がある。
だからだろうか国を代表する選手達は「にっぽん代表」といいたくなる。
でもサッカー協会からは先日「にほん代表」と読んで欲しいと依頼がきた。
ラグビーは逆に「にっぽん代表」といって欲しいそうだ。
「元にっぽん兵」か「元にほんへい」かとなると先方の希望も無いわけで難しい。
番組の女性ナレーターSさんは、他局の朝の情報番組でナレーターをしている
こともあり
「@テレビは「にっぽん」でしたよ。わざわざ振り仮名までふってあったし」という。
そういわれるとそんな気もする。
しかし昼のNHKのニュースを見ると、んんっ?
「もとにほん兵とみられる云々~」と読んでいるではないか。
このあたり明確な基準がないだけにぐらぐら揺らぐもの。
ただ、同じ番組内で呼び方がちがうのもみっともない。
Sさんやデスクと協議をして
「じゃあ、アッコさん、元にほん兵で統一しましょうか」
合点承知した。
しかし、
原稿がまだだあー
VTRがまにあわないぞお
中継が繋がりませんっ
ON AIR15秒前まで怒号が飛び交うことも多いスタジオの中、
手元の原稿もばさばさの状態で
本番3・2・1
「こんばんは。元にっぽん兵と見られる人物が・・・・」
あああああああっ~言っちゃったよお、にっぽん兵!にほん兵だったじゃないっ。
動揺を隠し原稿を読みながらSさんやデスクの顔が浮かんだ。
戻ってくると
「アッコさん、まずいって顔一瞬しましたよね。わかりましたよ」とニヤッ
以来、不安なときは赤いペンで大きくルビをふることにしている。
かたや、企業や団体の名前の場合はどちらで読むか決まっている。
むしろ、だからこそ間違えられない。
日本コカ・コーラは「にほん」
日本ビクターは「にっぽん」
そのたびにきちんと調べている。
でも頻繁に原稿に登場する名前は、さすがに躊躇なく読むことが出来てしまう。
今日も読むことになった「日本航空・にほんこうくう」
タイヤが破裂し車輪から脱落するという異常事態。
社会ニュースでおなじみになってしまうのは先方としては不名誉なことだ。
ちなみに1日前に高度誤認のニュースで読んだANA全日空は
「ぜんにっぽんくうゆ」である。
空の安全に対して不安の声が上がるのも無理はない。

