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2005年08月31日
今日は衆議院選挙の告示日
新人の時に「今日は衆議院選挙の告示日」と言う原稿があって、
ONAIRでそのまま読んだ私と、原稿を書いた若いディレクターが大目玉を食らった。
何が間違っていたのだろう。
公職選挙法では
「衆議院選挙や参議院選挙」の時は「公示」と表現し
「告示」は「衆参補欠・再選挙・地方選挙」をさすのだという
正直、怒られて初めて知った「常識」だった。
ニュースの中にはさりげなく
そんな決まり事がある。
選挙戦は公示されてからがスタート。
だから公示前は「事実上の」選挙戦と表現する。
厳密にモノを伝えることは本当に大変だ。
例えば、これもだ。この間、実際に目にした原稿。
「この事件で逮捕された犯人が~と話した」・・・・とするのは間違い。
犯罪を犯した人間が「犯人」
でもそれが誰かは裁判で刑が確定するまでわからない。
だから「この事件で逮捕された容疑者が~と話した」とするのが正解。
逮捕されたら「容疑者」、起訴されたら「被告」状況によって表現も変わる。
そして逮捕されたけど証拠不十分で「不起訴」になったら、
「無実の人」つまり「犯人」とはいえないという事になる。
この場合、その人の名誉回復のためにも不起訴のニュースを
取り上げることになっているけれど、
日々山盛りのニュースの中でどれだけ伝わっているだろうか
「一万円弱」、というと一万円よりちょっと少なめを表現する
という話しを帰国子女の友達にいったら、じゃあ、「震度5弱」の「弱」もそういう意味?と聞かれた。思わず考えてしまった。
やれやれ日本語は難しい。

