マネーの辞典 powered by MONEY SQUARE JAPAN

毎週日曜日 夜10時48分~

毎放送ごとに、1つのテーマ(例・アメリカドル)を取り上げ世界経済における役割とその意味をイラストや図解を用いて詳しく、分かりやすく解説します。世界経済の事が全く分からない人も、この番組を見れば経済用語のその意味と役割を理解できます。

「マネーの辞典」とは?

FRB・プラザ合意・ヘッジファンド・市場介入…普段、何気なく目にしたり耳にする経済専門用語。
あなたはちゃんと説明出来ますか?

この番組は世界経済をはじめ為替相場や為替取引で使われている用語などを取り上げ、その歴史や背景を簡単に楽しく学べる情報をお届けします。一歩先を見据える人のための、お金に関する用語辞典の番組です。


「マネーの辞典」の放送は2010年12月26日をもちまして終了しました。
BSジャパン


番組アーカイブはWEB動画で!

放送内容はマネースクウェア・ジャパンのサイトでご覧いただけます

第26話


Foreign Currency Reserves(外貨準備高)

国が保有している外貨や金の合計額で、対外的な支払い能力を示します。世界的には、外貨準備の配分は、基軸通貨であるドルが約65%、ユーロが25%、ポンドが5%、そして円が3%です。日本は約100兆円相当の外貨を保有していて、その規模は中国に次いで世界第2位ですが、外貨の大部分がアメリカの財務省証券、つまりアメリカ国債に投資されています。政府・日銀が円高抑制のために円売りドル買いを実施した場合は、外貨準備高が増えることになります。

第25話


GDP(国民総生産)

国内で新たに生み出されたモノやサービスの付加価値の合計額です。200万円のクルマがあるとすると、その原材料がいくらであろうと最終商品であるクルマの200万円がGDPとして計算されます。GDPの伸び率は、経済成長率と呼びます。四半期ごとに発表され、前年比や前の四半期と比較し、増えたか減ったかをパーセントで示します。GDP成長率は景気のバロメーターで、予想以上に伸び率が高かったり低かったりした場合、株価や為替相場に影響することがあります。

第24話


Currency Index(通貨インデックス)

貿易の面から、通貨の変動、強弱を比較したもの。実効為替レートとも言われます。円インデックスやドルインデックスなど、各国ごとに設定されます。例えばドルであれば、アメリカの中央銀行であるFRBが公表しているFRB指数があります。 特定の為替レートをみているだけではわからない通貨の競争力を一つの指標で示すもの。一定基準値からの変動を指数化、貿易相手国との貿易取引量を加重平均して算出されます。

第23話


G20

世界の7つの主要国とEUがG7として、定期的に財務相会議などを開き通貨政策などを議論していましたが、ロシアや中国、インド、ブラジルなどの新興国が加わりG20というグループが組織されました。グローバル化が進んだこと、そして新興国の経済力が強くなったためです。G20のGDPを合計すると世界のGDPの90%に相当します。G7に替わりG20が世界の通貨政策などを決める役割を担っていますが、参加国が多いため、意見調整が難しくなったとの指摘もあります。

第22話


Liquidity(流動性)

日銀がゼロ金利政策を復活し話題になっています。ゼロ金利とは、超短期の銀行間の資金の貸し借りの金利を実質ゼロに近づける政策です。金利はおカネのレンタル価格ですが、これをゼロし、市場に資金を十分に流通させることで、金融機関に貸し出しを促すと同時に、円高を抑制する効果があります。しかし、ゼロ金利により再生の見込みがない企業が生き延びて、不良債権の処理を遅らせているという面もあります。また、「流動性の罠」に陥るとの指摘もあります。

第21話


Liquidity(流動性)

資産がいつでもいくらでも、適正な価格で換金できることを流動性があるといいます。一方、株式や債券、通貨などで売買高が少ない商品は、必要なときに思うように売れないことがあります。これを流動性リスクといいます。

第20話


Bid & Ask(ビッドとアスク)

外国為替取引において、金融機関が「この値段で買いますよ」と提示している買値をビッドといいます。個人投資家を含めた市場参加者はこの値段で売ることが出来ます。これに対し、売値をアスク、またはオファーといいます。ビッドとアスクの価格差をスプレッドといいます。この差は、金融機関の手数料にあたります。FXなどで売買手数料がゼロに近くても、スプレッドが大きい業者がいますので注意が必要です。

第19話


Short(ショート)

先物取引や信用取引などで、保有していない商品を売っている状態をショート、またはショート・ポジションといいます。 その商品が下落すると利益がでる反面、値が上がると損出が出ます。ショートの反対語はロングです。外国為替取引の場合、ドルが先行き下がると思った投資家がショート・ポジションをとる場合、ドル・ショートと言います。

第18話


Arbitrage(アービトラージ)

価格差や金利の格差を利用して売買し利益を出すことで、裁定取引とも言います。例えば、ある有名なワインが1本10万円で売っていたとします。別の店で12万円で買い取っていた場合、10万円で買って12万円で売れば2万円の利益が出ます。

第17話


Hedge Fund(ヘッジファンド)

公募ではなく私募で集めた資金で、レバレッジを活かしてハイリターンを目指すファンド。特に資産家や機関投資家などから資金を集め、金融工学を駆使しながら、世界の株式や債券、為替、商品などの市場で運用する投機色が強いファンドです。監督官庁に届け出る義務などがないため、実体がわかりづらいのですが、金融危機を受けて、一部規制する動きが世界的に出ています。90年代にポンド危機やアジア通貨危機に絡んだジョージ・ソロス氏が率いるファンドなどが有名です。

第16話


Volatility(ボラティリティ)

ボラティリティとは価格の変動幅のことで、金融工学において、資産価格の変動の激しさを表すバロメーターです。価格の変動が大きいことをボラティリティが大きいと言います。外国為替取引の場合、ドルと円、オーストラリアドルと円とか通貨ペアによってボラティリティが異なります。ポンドと円は歴史的にボラティリティが高いペアです。

第15話


Itervention(市場介入)

テクニカル分析とは、主に株式、商品、外国為替取引において、過去に発生した値動きや出来高のパターンから、将来の相場を予想する手法のこと。需給や経済情勢などの分析に基づいて予想するファンダメンタルズ分析と相対する手法です。 テクニカル分析には、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表など多くの手法があり、取引に積極的に利用されています。

第14話


Norminal Interest Rate(名目金利)

名目金利とは、表面的な金利のこと。名目金利からインフレ率、または物価の上昇率を差し引いた金利を実質金利といいます。例えば、金利が年5%ですと、100万円預けると1年後に105万円になりますが、インフレ率が5%ですと、資産は実質的に増えないことになります。

第13話


Itervention(市場介入)

外国為替市場で、自国通貨を安定させるために中央銀行が、特定の通貨を売ったり、買ったりすることを市場介入といいます。また、効果をあげるために、複数の中央銀行が一斉に介入することを協調介入と言います。政府高官や政治家が為替レートにコメントすることがありますが、これは口先介入と呼ばれます。

第12話


Appreciation(通貨切り上げ)

ある国の経済が急速に拡大し、その通貨の価値が実体と合わなくなってきた際に、通貨の交換レートを引き上げることを「通貨の切り上げ」と言います。世界第2位の経済大国は、安い人民元を背景に、輸出を増やしていますが、「不公平」だとしてアメリカなどが、人民元の切り上げを強く求めています。通貨の価値を引き下げることを「通貨の切り下げ」といいます。

第11話


Sovereign Debt Crisis(債務危機)

国は、予算と比べて税金などによる収入が少ない場合、国債を発行して資金を確保します。つまり、国が借金をするのです。国債が満期を迎えた場合、国は国債を買った投資家にお金を返さなければなりませんが、返せない状態を債務危機と言えます。特に、国債を買ったのが海外の投資家の場合、危機が深刻になります。ギリシャの債務危機は、その典型的な例です。

第10話


Purchasing Power Parity(購買力平価)

世界各国で同じモノがいくらで売られているかを調べ、同じ値段になるように通貨の交換比率を計算したものを購買力平価といいます。為替レートの適正水準をはかる手段です。英エコノミスト誌の「ビッグマック指数」が、その代表例です。

第9話


ゴールド(Gold)

金は古くから貴重な装飾品、また世界中で貨幣として使えてきました。第2次世界大戦語には、世界経済を安定させるため、通貨の価値を決める基準として金が使われました。これを固定相場制といいます。しかし、経済規模が拡大したことで、固定相場制が維持出来なくなり、変動相場制となりました。金融危機で通貨の価値が不安定な中、金はドルの代替投資先として世界中で注目されています。

第8話


ブル・アンド・ベア(Bull&Bear)

ブル、つまり牛は攻撃する際に、頭を下から上に突き上げます。ベア、つまり牛は両手を上から下にふり下げます。このことから、マーケット関係者は、上昇していく相場や強気な見方をブル、逆に下げっていく弱き相場をベアと呼びます。ドルが高くなると考えている人を「ドルブル」と呼んだりします。

第7話


レバレッジ(Leverage)

レバレッジとは「テコ」のことです。マーケットでは、小さい資金で大きな資金を動かすことを「レバレッジを効かす」といいます。大きな利益が期待できる反面、リスクが高いのが特徴です。金融庁は、外国為替証拠金取引に関し、個人投資家を保護するため、今年8月からレバレッジを50倍に、来年は25倍に引き下げる新しい規制を導入しました。

第6話


EURO(ユーロ)

ヨーロッパ連合のイギリスとデンマークを除く16の国と6つの国、合わせて22の国で使用され、アメリカドルと並ぶ世界で最も重要な通貨です。第2の基軸通貨ともと呼ばれます。1999年に決済通貨として導入されたユーロは、3年後の2002年に現金の流通がはじまりました。域内の為替差損を回避できる一方、経済情勢が異なっている国に、単一の金融政策を導入することの難しさが表面化しています。

第5話


CarryTrade(キャリー・トレード)

日本でキャリー・トレードまたはキャーリー取引。金利が低い通貨を借りて、金利が高い通貨で運用する取引のことです。例えば、日本円を金利1%で100万円調達します。この100万円を南アフリカのランドに替えます。ランドの金利は8%。1年後に108万円になったランドを円に戻し、金利分を足した101万円を返します。これにより、108万円引く101万円、つまり7万円の利益がでたことになります。ただ、為替レートによっては、もっと利益が増えることも、損がでることもあります。低金利の円を借りて金利が高い通貨に投資することを、円キャリー・トレードと呼びます。

第4話


JOBS REPORT(雇用統計)

アメリカの雇用統計は、毎月第1金曜日に労働省が発表する 失業率や雇用者数などのデータです。季節的な変動が大きい農業部門を除いた非農業部門の雇用者数が、雇用情勢を見る上で重要です。景気と雇用は一体であるため、雇用統計は最も注目を集める指標です。事前の予想と異なる結果が出た場 合、株価や為替相場が大きく変動する要因になります。

第3話


WALL STREET(ウォール街)

1652年、現在のニューヨークに移り住んだオランダ人が、インディアンやイギリス人からの攻撃に備え壁を築きました。壁は英語でウォール。この場所に、1792年に、材木取引のため、投資家や商人が集まり非公式な取引所を開設。これがニューヨーク取引所の始まりです。金融機関の本社はウォール・ストリートから移ってしまいましたが、アメリカでは大手金融機関の代名詞となっています。ウォール・ストリートに対し実業や中小企業をメイン・ストリートと呼ぶこともあります。

第2話


FRB(連邦準備銀行)

FRBは、アメリカの中央銀行です。英語でFED、連銀と呼ばれることもあります。銀行の銀行、つまり、銀行の監督をすると同時に、銀行にお金を貸し出します。日銀やイングランド銀行など他の中央銀行と異なるのは、12の地区に分かれていて、それぞれが紙幣やコインを発行します。12の地区連銀のうち、ニューヨークが全体の要です。FRBが金融政策を決める会合をFOMCと呼びます。年8回開催され、政策金利の誘導目標などを決定します。FRBの長はCHAIRMAN、議長で、2006年2月からベン・バーナンキ氏がつとめています。

第1話


United States Dollar(アメリカドル)

アメリカの通貨ドル。100ドル紙幣が最大ですが、かつては5千ドルや1万ドル紙幣が流通し、銀行間決済などに使われていましたが、1969年に流通が停止されました。軍事的に指導的な立場にあり、高度に発展した市場があるアメリカの通貨は、国際取引の決済に使われる基軸通貨です。紙幣は、インディアンが貨幣として使っていたBUCK(皮)にちなんで、グリーンバックと呼ばれることもあります。ユーロや円、ポンドなど世界には様々な通貨がありますが、アメリカドルは、その信頼性から流通の半分以上は、アメリカ国外で利用されています。

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