+++完成!ドリームハウス+++
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石井さん一家

今回の施主は、自身で設計事務所を持つ建築家・石井さん。
石井さんは、自身が“いつか建てたい”と夢見ていた家を建設するのにピッタリな理想的な土地に巡り会い、設計をスタートさせました。
しかし、その土地は、車では上がれない階段の上にあり、階段下との高低差は26m、階段数は驚きの120段。
重機は全く使えず、掘削も、資材の運搬も、全て人力で行わなくてはいけません。
そんな過酷な条件の現場なので、請け負ってくれる業者を集めるだけで一苦労。
工事スタートまで3か月も要しました。
果たしてドリームハウスは無事に完成するのでしょうか?

* テントを被せたような360度ガラス張りの家
* 眺望のいいキッチン

<敷地面積 153.5㎡(46坪)>
<建ぺい率 40%>
< 容積率  80%>

施主でもある建築家・石井さんは、これまで、開口を大胆に切り取ることで、内と外の境界を曖昧にし、広がりのある区間を実現してきました。今回、自らの理想を叶える家のイメージは、自然に囲まれた開放的な家。それを実現するためのプランは、大胆にも2階はぐるり360度ガラス張り!
屋根を支える鉄の柱を建物の外に配置することで、柱のないガラス張りの空間を作り出します。
そして生活動線へのこだわりも見どころ。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?


出会いから3ヵ月。ようやく工務店が決まり、いよいよ着工です。
最初の工程、掘削から手作業という、
職人さん泣かせの工事になりましたが、
3日がかりで大きな穴が掘られました。

125本、約700kgの鉄筋を職人さん2人が
5時間かけて荷揚げしました。

荷揚げ屋さんにより搬入された計3.6トンのブロックで、
アプローチ部分の塀が作られました。

更に、手掘りでの掘削が続きます。
4日間かけて掘削が完了しました。

コンクリート打設が終わり、基礎が完成しました。

そしてまたまた荷揚げ屋さん大活躍!
巨大な鉄骨や階段を次々と運んでいきます。
しかし百戦錬磨の強者たちにとってもかなり過酷な現場のようです。

重機を使わず、なんとか上棟が完了し、
ようやく石井邸の形が見えてきました。

床暖房は根太の間に設置された袋に水を入れ、
その水を温めるしくみのものを採用。
夏にはその水を冷却することで、暑さ対策にもなります。
他にもガラス張りの家を快適に過ごす
工夫がたくさん考えられています。

お風呂工事の後は、大開口に取り付けられる
150kgガラスが12枚搬入され、
慎重に取り付けられます。
この窓から見える景色が楽しみです。

奥さんが楽しみにしているキッチンは左官仕上げ。
オシャレなキッチンになりそうです。
そして、工事はラストスパート、いよいよ完成です。

 

鎌倉の閑静な高台の森に、周囲の緑に見事に溶け込んだ
ドリームハウスが姿をあらわしました。

外壁に張られた焼き杉が美しく、
訪れる人にモダンな印象を与えます。
レッドシダーの玄関扉は高さがあり、存在感があります。

敷き瓦の玄関スペースはシックな雰囲気で、
大容量のシューズクロークも作られました。

そして、その横には、奥行き上下合わせて6.7畳の
ウォークスルークローゼットが作られました。

玄関スペースから右に進むと夫婦の寝室。
優しい風合いの漆喰仕上げの壁と天井が、
落ち着いた雰囲気を演出しています。
小窓が2カ所に設けられ、そこを通り抜ける風を感じることが出来ます。

そして、お風呂は床に埋められた形に作られ、
なんと仕切りがありません。
そこから出られるウッドデッキは、
風呂上がりの一杯を満喫できる至福のスペースに。

そして、蹴込みのない階段を上がると…

突然視界が開け、360度大開口の大空間が出現します。
柱がないので景色を邪魔するものがなく、
周囲の木々の緑がすぐ目の前に。
畳の床に座ると空がのぞき、さらに開放感が増します。

キッチンはスッキリとした造りの対面式で、一段下がっているため、
窓の外の景色を楽しみながら調理が出来ます。

建築家のアイデアとこだわりが見事に形になった石井邸。
ドリームハウスの完成、おめでとうございます。