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対馬さん一家

現在横浜市内にお住まいの今回の施主・対馬さんは、奥さんのご両親が住んでいる築49年の古い家を建て直し、ご両親とともに三世代5人が同居できる家を建てることにしました。
1963年に建てられたこの家は、二度のリフォームを経たものの至る所にガタがきています。家の南側には階段があり、よう壁が迫っているために一階にはほとんど陽があたらず真っ暗です。さらにそのよう壁が古くて傾いているために崩れてくる危険もあります。2階はなんとか陽が当たるものの、高齢のご両親には使いにくく、陽のあたらない1階の和室で二人はすべてを済ましているため、現在2階は物置と化しています。
果たしてご両親の喜ぶドリームハウスは無事に完成するのでしょうか?

* 明るい家
* お年寄りに優しい家
* 快適なお風呂
* 子供部屋
* 広いキッチン
* 駐車場

敷地面積 161.5㎡(48.9坪)
建ぺい率 40%
容積率  80%

対馬さんの夢を叶えるのが、様々なアイデアで光を取り込み、明るい空間を作り出すことを得意とする若手建築家・横山浩介。
提案したプランは、崖下という土地の高低差を生かした木造2階建ての二世帯住宅。そこで考え出したのが、あえて土地の真ん中に“中庭”を配置すること。
これにより、今まで暗くじめじめとした印象だった家が、太陽の光があふれる魅力的な空間へと生まれ変わります。両親のためのバリアフリー、広くて手すりの付いたトイレ、玄関スロープ、ホームエレベーターなど様々な設備を採用していきます。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?


まずは思い出の詰まった家の解体から始まりました。
いきなり前面道路の狭さが立ちはだかります。
塀との隙間は片側なんと8.5cm!

崩れそうだったよう壁も一度解体し、丈夫に作り直します。
土留めのための6mの杭を打ち、
149枚の矢板を使います。
大量の湧水を排出し地盤改良をした後に、
ようやく新しいよう壁の工事に取り掛かります。

基礎が完成しました。
現れたのはコの字型の基礎です。

上棟が始まりました
木材はすべて離れた道路からの手運びです。

2階リビングの吹き抜けに巨大な
ガラスが取り付けられました。
以前は暗かった2階部分に明るさをもたらします。

また、中庭部分に面した開口部も多く、
こちらもからも十分な採光が期待できそうです。

ご両親へのプレゼントは家庭用エレベーター。
少しでも快適な環境で過ごしてほしいという
施主の思いが伝わります。
床暖房などの寒さ対策もしっかりと施されました。

キッチンや浴槽が搬入され、クロスも貼られました。
玄関スロープも作られ、いよいよ完成間近です。

 

横浜の住宅街に、見違えるほどに明るい印象の
ドリームハウスが姿をあらわしました。

まずは玄関スロープ。
ゆるやかな傾斜が、ご両親を優しく迎えます。

駐車場は階段上の2階部分に設けられました。
こちらの玄関は子世帯への入り口に。

1階の玄関は段差が低く作られています。

1階の広々としらLDKは、以前とはまるで別の家のよう。
太陽の光溢れる明るく開放的な場所になりました。
キッチンも広々としていて、収納もたっぷりです。

LDKからつながる中庭は、窓を開けると風が通り抜け、
季節を感じることができる美術館のような空間になりました。

1階のご両親の寝室も中庭に面していて、明るい部屋に。
1階は、この寝室を含めすべてがバリアフリーです。
浴室横のトイレも広々とした造りで、こちらにも手すりがつけられました。

2階のリビングも、高い天井と
大きな窓の効果で明るさを確保。
ここから2階の玄関につながります。

リビングからの階段上には
9.2畳ものロフトが作られました。
そして、リビング横には、施主夫婦の寝室。
一番奥の部屋は子供部屋になりました。

2階には洗面室とシャワー室が作られ、
生活サイクルが違う、
ご両親への配慮が感じられます。
また、床下収納も作られ、
ロフトと併せるとかなり大容量の収納スペースです。

ご両親への思いやりがたくさん詰まった
家の完成が家族の活力まで呼び込んだ対馬邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。