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家造りに密着すること一年・・・。
毎週一軒、家が建つまでの物語をお見せするこの番組。
放送開始直後から、続々と寄せられる反響の中で、もっとも多いのが建築家に関するもの。
そこで、今回は、「家を建てる」という人生最大の夢をカタチにしてくれる現代の夢の救世主ともいえる「建築家」にスポットをあて、特別にご紹介していきます。
そして、最後に、東京都内の超変形、超格安敷地を舞台に建築バトルを展開!
総予算三千万円台で、どんな家が建つのでしょうか?

それでは、さっそく今回の主役、4人の建築家をご紹介しましょう。

まず一人目は・・・。
狭小の魔術師、杉浦伝宗。
6年前、わずか9坪の敷地に建てた家が伝説の狭小住宅となり依頼が殺到。
ちっちゃな家の三原則「兼ねる」、「透ける」、「抜ける」をキーワードに現在まで36軒もの狭小住宅を手掛ける。

例えば、この家。
都心のど真ん中で、建坪なんと8坪!
にもかかわらず、快適な住空間を造り出しました。
その秘訣は、「兼ねる」、「透ける」、「抜ける」にありました。

その象徴が、この「庭兼玄関」。
一見、室内に見えますが、実は、柱や屋根がないため
建築法規上、この空間は建築物とは見なされないのです。
さて、今回、番組が用意した土地に杉浦先生は、どんな魔法をかけるのでしょうか!?

二人目は・・・。
モダンジャパニーズ、藤本幸充。
古きよき日本建築を今に踏襲。
しかし、決して伝統に縛られることなく、
現代生活に応じた和の復興を提唱する建築家です。

そんな藤本先生の思いが宿る大仕事の一つがこちら。
鎌倉古陶美術館。
かつて存続が危ぶまれていた百年前の民家と蔵を
二年の歳月をかけて鎌倉に移築。
その際、同じ建物を単に移動させるだけでなく、
藤本は、現代風にアレンジした全く異なる空間を生み出しました。
このような蔵造り風の建築が藤本先生の作風です。

夢を叶える建築家名鑑、続いては・・・。
ローコストの挑戦者、山下保博。
あえて条件の悪い土地を好み、
住宅には挑戦の場が残されていると断言する山下先生。
斬新なデザインと工法でスタイリッシュな空間を作りながらもその多くを一千万円台という超ローコストで実現してきました。
そんな山下先生の作品がコチラ。
なんと、9坪という狭小地に、土地の欠点をアイデアと
構造でカバーした斬新なこの住宅。
名付けてペンギンハウスです。
総工費は、驚くことに2千万以下!
さらに、とどまるところを知らない山下先生の挑戦。
そこから「プロジェクト1000」というチームが誕生しました。このプロジェクトは、誰が見ても納得する、ハイクオリティーの一千万円台住宅を建てよう!というもの。
そして、こちらがその作品です。
ガレージ付き三階建てで、総工費は1680万円也。
果たして建築バトルにどんなプランを
ぶつけてくるのでしょうか?

そして、今回の建築家名鑑、最後を飾るのは、
住空間トータリスト、馬立歳久。
ネット上の建築コンペサイトで台頭してきた気鋭の新人。
家の設計のみならず、家具や照明など住空間に関わる
全てのものをデザインしています。
馬立先生の代表作がこちら。
ガラス張りの建物を木製のルーバーで覆った
病院兼住居です。
この美しい照明デザイン、そして椅子選びまで馬立先生が担当しています。
そして、今回、四人の建築家の才能が同じ土俵で火花を散らす舞台がここ!
6年間売れ残っているという都内の超変形地です。土地の裏には、都電が走っています。
1週間という限られた時間で、4人の建築家は、どんなプランをぶつけてくるのでしょうか?
家族が顔を合わせられるような間取り。
日当たり、風通しが良好であること。
子供部屋は2つ。
バーベキュースペース。
建物:2300
(設計監理料、設備、外構を含む。登記、ローン等の各種諸費用、各種引込み費用は別途)
土地:1980
(敷地面積 22.8坪)
狭小の魔術師、杉浦伝宗の作品がこちら!
鉄筋と木造による2階建て、地下室のついたプランです。
「透ける」エキスパンドメタルに、庭を「兼ねる」外玄関・・・。
このプランの随所に杉浦先生の3原則がいかされています。
北側には、都電観賞用の窓があります。



杉浦伝宗の作品

続いては、モダンジャパニーズ、藤本幸充の作品。
細長い敷地を逆手に取り、スタイリッシュな長いスロープを設置。
建物側面の窓にネットを張り、そこにつたをはわせます。
一方、線路側の壁に入ったラインは、都電のレールを模した遊び心が・・・。
バーベキューのできる玄関テラスもあります。


藤本幸充の作品

そして、ローコスト、山下保博のプランがこちら。
細長い敷地を積極的に利用したシャープなデザイン。斬新な鉄骨三階建てです。
二階には、バーベキューのできるテラス。
そして、室内では、螺旋階段と空間が効果的に連結しています。


山下保博の作品

最後は、住空間トータリスト、馬立歳久の作品です。
建物の南側は普通のガラスと曇りガラスを使い分けることで入ってくる光をコントロール。
近未来的な鉄骨三階建てを提案してきました。
もちろん家具は馬立のオリジナルデザインです。


馬立歳久の作品

と、以上4つのプランが出ましたが、今回番組では、これを実際に建てたい!という方を大募集!
そのお値段、土地込みで4280万円也。
さぁ、あなたならどれを選びますか!?