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施主の井上裕之さんは、働き盛りのサラリーマン。
奥さんは、7つ年下の裕子さん。そして、1歳になる娘の沙良ちゃん。
今回、井上さん夫婦は、新築を機にご主人の両親との同居を計画中。ところが、そんな井上さん夫婦には、両親もびっくりするこだわりがあるのだとか。そのこだわりとは・・・、床も壁も家具も、何から何まで真っ白な家に住みたい!というもの。白い家を夢みる井上さん。
果たして、どのようなドリームハウスが完成するのでしょうか!?
二世帯住宅の距離感が保たれる家
オシャレなカフェのイメージ
日当たりのいい家
全て白で統一
2800
敷地面積151㎡(46坪)
建ぺい率50%
容積率100%

市街化調整地域 高さ制限10m
 
そんな井上さんの夢をカタチにするのが、
建築家、塚田裕治さん。
使い勝手を重視した、シンプルなデザインの中に、遊び心あふれる仕掛けを施してゆくのが、塚田先生の建築スタイル。塚田さんと井上さんが三十数回に及ぶ打ち合わせの末完成したプランがこちら!
二世帯同居を前提にした真っ白な木造二階建て。
南側には、日当たりを確保するため大きな窓が設けられています。
1階は、両親の部屋と共用リビングの間に中庭を設けることで、家にいながら適度な距離感を感じられるようになっています。そして注目すべきは、塚田先生発案の開閉式テント。テントの下は、全面ガラス張りになっていて、しかもちょうどその下に中庭が位置しているので家中に光が降り注ぎ、白を一層際立たせます。
 

こうして始まった、今回の白い家。
まずは、百戦錬磨の職人さんにより基礎が真っ平にされていきます。
井上邸では、1階の床に大理石を敷き詰めるため、コンクリートに凸凹があると、大理石が浮いてしまう危険性があるのです。
大理石といっても、その種類は実に様々。
何百種類もあるカラーバリエーションの中から今回、井上さんが選んだのは・・・、「サソスホワイト」と呼ばれるひときわ白い大理石。時が経つと、独特のまだら模様が出てきます。
この日、井上さん夫婦は、青山にあるスケノというお店にキッチンを選びにやってきました。悩んだ末に、奥さんが選んだキッチンは、イタリアから取り寄せるという250万円のキッチン。果たして、どんなキッチンが届くのでしょうか!?
白にこだわる井上さん夫婦。外壁のペンキ選びも慎重です。クリームホワイト、ピンクホワイト、そして真っ白な純白ホワイト。3つの白で悩んだ結果、決めたのは何も混じりっ気のない純正ホワイトでした。
ここで、真っ白な壁にまさかのアクシデントが!
なんと、無事に壁を白く塗り終わったものの、突然の雨でせっかく塗ったペンキの一部が無残にも流されてしまったのです。せっかく塗ったペンキでしたが、キレイな壁に仕上げるため結局、丸二日かけて剥がすことに・・・。
さて、井上邸、今度は、家の中を白く塗る作業へ突入。壁にはペンキではなくクロスを貼っていきます。こうすることで、汚れても張り替えれば、簡単に真っ白な壁が復活します。
そして、これが塚田先生、取って置きの仕掛け
開閉式テントです。
その日の気温や、天候などに応じて開け閉め自在。特に晴れた日など、全開にしたら気持ちのよい空気と太陽の光を家全体に取り込むことができます。
そんなこんなで、真っ白な家造りに挑戦した井上邸!
ついに完成!
二世帯住宅のため、真っ白な家の中で唯一、お父さんの部屋だけは、和室で・・・。
雅な色調でまとめられています。
二世帯兼用のリビングキッチンは16畳。
この部屋にあわせて白いプラズマテレビを買いました。
ちなみに、リビングの吹き抜けの高さは、実に5,1メートル!
奥さんこだわりのイタリア製キッチンもスペシャルオーダーで真っ白に!
そして、屋上には、塚田先生が考案した開閉式テントが。
夏の暑い日には締め切り、必要なときだけこのようにテント、オープン。すると、太陽の光がそのまま家の中庭に降り注いでいきます。
白にこだわり抜き、ついに何から何まで真っ白な家を
完成させた若夫婦。そして、その夢を温かく見守ったご両親。そんな二世帯家族の物語は、これから家という白いキャンバスに、描かれていくことでしょう。
井上さん、ドリームハウス完成おめでとうございます!