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300度絶景ハウスは こちら!

入江孝弘さん
 
舞台は東京都大田区

経営コンサルティング会社に勤める、37歳独身のサラリーマン。
毎日深夜に帰宅し、寝るためだけに帰ってきているような生活を送っています。
そこで、カッコイイ家を手に入れるため、祖父母から譲り受けた、
築56年の「トタン家」を建て替えます。
* 快適な綺麗でカッコイイ家
*
屋根付きの駐車場
*
収納スペース
建築予算 3000万円
敷地面積  42㎡(12坪)
建ぺい率 60%
容積率  160%
 

入江さんの望むカッコイイ家をカタチにするのが、建築家・新堀秀一。
密接した隣家からの視線を遮るため、窓をほとんどなくし、
地上2階、地下1階からなる3層構造を提案。
さらに、最大の課題である光の採り込みは、
1階部分の層をズラすことによって解決!
一体どのような家が完成するのでしょうか!?
 
地下部分を掘りますが、埋め立て地であるため地盤が弱く、重機での作業がスムーズに進みません。
配筋工事中に何やら黒い巻物が届きました。
いったい何に使うのでしょうか?
これは、基礎内部への地下水の侵入を防ぐ「止水板」
コンクリートとコンクリートの打ち継ぎ目に取り付けます。
続いても見慣れない白い板が地下部分の鉄筋に取り付けられてゆきます。
これまた、何に使うのでしょうか?
これは「打ち込み式防水型枠」
板の側面に直接コンクリートを流す事ができる優れもの。
万が一、水が侵入したとしても不織布と呼ばれる繊維が防いでくれます。
さらに、厚さ2センチの空気層が断熱材の役割を果たします。
真ん中の層をズラすことで庇のようなものが突如、飛び出してきました。
このズレた部分の下こそ希望する、駐車場になります。
さらに、日当たり問題を解決してくれるのも、このズレ!
ズレによって生じたバルコニーの上から光を採り込みます。
ズレを強調させた反対側にもガラスを使用。
地面にかかる負担を少しでも減らそうとコンクリートよりも軽い鉄骨を2階の構造材として用いました。
隣接する狭い隙間から明るさを取り入れる重さ120キロの巨大ガラスを搬入します。
光を採り入れるため縦230センチ横150センチのトップライトを取り付けました。
さらに、トイレとシャワールームの間仕切りは壁でなくガラスにすることで部屋を少しでも広く見せます。
しかし、スケスケで外から丸見え。大丈夫なのでしょうか?
 
目に飛び込んでくるのが茶系で統一されたスタイリッシュなキッチン。
キッチンの反対側にはトイレとシャワールーム。
丸見え対策は一面にシャワーカーテンを取り付けました。
室内の床には白いタイルを敷き詰めます。
光の反射を利用し空間に明るさを保たせました。
トップライトから燦々と太陽の光が降り注ぐ2階は11畳のリビング。
白を基調としたシンプルな空間に木の温もりを感じさせます。
さらに、2階には「ズレ」をコンセプトにデザインしたオリジナルの収納棚。
収納棚の下にも優れた機能が隠されていました。
それは、動いてズレる収納の扉。
地下スペースへ降りると、こちらも白と茶色を基調とした、7畳の寝室。
両サイドの壁には大容量のクローゼット。
7坪ながら収納がたっぷりのスッキリとした寝室に仕上がりました。
間接照明がスタイリッシュな雰囲気をより醸し出します。
住宅密集地ながらも明るさを克服した、カッコイイ入江邸。
完成!おめでとうございます。