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柴原邸は こちら!

金子孝治さん・靖子さん
 
今回の舞台は神奈川県横浜市。金子さんが購入した土地は、横浜市瀬谷区の典型的な分譲住宅地の一角にある19坪の土地。建ぺい率が50%の為、建築面積がわずか約9坪しかありません。しかも、道路に面している北方向以外、南・東・西の3方向が住宅に囲まれ、陽当たりを期待できそうもないという悪条件。さらに金子さん夫婦は新居への夢がいっぱい。果たしてすべての希望を叶えることができるのでしょうか?
* 明るい吹き抜けリビング
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ウォークインクロゼット
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秘密基地風ロフト
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緑いっぱいのサンルーム
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バーベキューのできるテラス
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アイランド型キッチン
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リゾート風バスルーム
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読書のできる書斎
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床暖房
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駐車場
建築予算 1700万円
敷地面積 63㎡(19坪)
建ぺい率 50%
容積率  100%
 

施主の大きな夢に挑むのが、数多くのコンテストでの受賞歴を持ち、開放感溢れる設計を得意とする建築家・西田司。彼が提案したプランのコンセプトは「ジャングルジムのような家」。なんと家の2階の真ん中にスッポリと空いた「溝」が…。更にいたるところに段差や階段があり、床は一部スノコ状になっている。これにより、家の狭さを感じさせず、施主の希望である「楽しくなる家」が実現できるという。住宅密集地ならではの採光テクニックをはじめ、「ジャングルジムのような」楽しくて驚くべきアイデア満載の家。一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?


 
いよいよ着工です。
段差のある複雑な基礎が完成しました。
上棟完了。
なんとリビングが宙に浮いています。
大工さんはたいへんそうですが、
この段差によってあまり広くない空間に
奥行きが生まれるのです。
隣家との隙間がわずか54cmしかないため、
巨大なガラスの搬入には職人さん達も一苦労。
夜遅くまでの作業となりました。
キッチンにはルーバーがつけられ、
タイルが貼られていきます。
いよいよ工事も大詰めです。
 
着工からおよそ半年。
真っ白いおしゃれな外観の
ドリームハウスが姿をあらわしました。

階段の踊り場と2つの機能を兼ねた玄関スペースは
あまり広くはありませんが、その分、
収納力バツグンの下駄箱が備え付けられています。
その玄関から2階へ上がるとスノコ状の床のリビングデッキ。
リビングデッキの横には明るいリビング。
高い位置に大きな窓を設けることで、
住宅密集地でも光を取り込むことができ、
同時に隣家からの目線を遮ります。

リビングから階段を挟んだ向かい側の
一段低い位置には清潔感のあるキッチンがあります。
こちらも、採光と周囲からの目線の遮断を実現しました。

キッチンのはしごを登ると階段室を通って
テラスに出ることができます。
小さいながらも快適な空間となりました。

玄関からの階段を下りた右側には寝室があり、
左側には光が差し込む明るい浴室があります。
大容量のウォークインクロゼットを抜けると、
暖かなサンルームが出現。
ここは2Fのリビングデッキの下のスペースで、
浴室と外とを隔てる空間でもあります。

施主のたくさんの希望が見事に叶えられた金子邸。
動線をあえて長くしたことで、
9坪の家ながらまるで広い家に住んでいるかのように
感じることができるのです。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。