バックナンバー 前回の放送 建築家データベース 前回の建築家 トップページへ戻る
田所邸は こちら!

向井珠樹さん・淳子さん
珠里ちゃん・珠光くん



 
 
 

今回の舞台は千葉県千葉市。施主の向井さんは、現在、奥さんと子供二人の4人家族で千葉県内の2LDKの賃貸住宅で生活していますが、育ち盛りの子供たちが思い切り走り回れる家で子育てをしたいと新築を決意しました。建築予定地は、敷地面積90坪。建ぺい率60%のため、最大で建築面積54坪もの大きさの家を建てることができます。そんな向井さんの新しい家への希望は、「木をふんだんに使った日本家屋」と「大きな庭」そして「古材や古い建具を使いたい」というもの。家族全員がのびのびと快適に過ごせる家作りを目指します。

* 和風の家
*
広い庭
*

古材や古い建具を使いたい

建築予算 2000万円
敷地面積 299㎡(90坪)
建ぺい率 60%
容積率   200% 

 
今回、施主の夢を叶えるのが、古民家工房の高橋義智。 高橋は自ら現場に立ち、伝統工法にこだわった住宅の設計・施工を手がける大工。高橋の提案したプランは建築面積15坪、延べ床面積24坪の木造2階建て。庭を大きく取りたいという希望をかなえるため、90坪の土地に15坪という大きさの、小さいながらも日本家屋の佇まいのあるプランに決定。1階の基礎や間取りには、老朽化しやすい水まわりなどを長持ちさせる昔からの伝統的な工夫が施され、リビングの吹き抜け部分の飾り梁には江戸中期頃の200年以上の歴史を持つ古材を3本、さらに玄関扉には、昔、蔵で使われていた蔵戸を使用するなど、伝統工法の知恵と技術が随所にちりばめられます。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?
 

いよいよ着工です。
根切りが終わると、鎮め物を埋め、土地の安全を願います。


伝統的な工法で、土台が作られていきます。
湿気対策など、様々な効果が得られます。

存在感バツグンの大黒柱が組み上げられ、上棟。
また、複雑な木組みもたくさん使われています。

吹き抜けの梁に再利用するための江戸時代の梁が、大工・高橋の手で見事に復活しました。

難しい作業に四苦八苦しながら、施主自ら、左官工事に参加。
いよいよ完成間近です。

 

千葉の住宅地に、落ち着いた雰囲気の純和風なドリームハウスが姿をあらわしました。

施主希望の広い庭を囲むように立つL字型の向井邸。
蔵戸を再利用した玄関扉には、昔と今の職人の技が見事に生きています。
また、日本家屋独特の深い軒は外壁を雨から守ります。

木の風合いを生かした玄関。
横には丸窓があり、リビングからの光が差し込みます。

1Fリビングは、吹き抜けのある光溢れる空間。
吹き抜け部分の江戸時代の梁が重厚感を演出しています。



1FのDKには対面式キッチンを採用。
家族みんなで食事を作り、食卓を囲むことが出来る明るいスペースとなりました。

壁にヒノキをあしらった風呂は庭を眺めながら入浴できる開放的な空間です。

2Fの吹き抜け横にはフリースペースが作られました。
また、吹き抜けにすることによって、いつも家族の息使いを感じられます。鍛冶屋さん渾身の手すりにもこだわりが。


フリースペースの横は寝室。
さらに奥には3畳もの納戸が作られ5人となった家族の荷物もすっきり収納できます。


家族の夢とこだわり、そして職人の伝統の技が光る向井邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。