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野坂邸は こちら!
雲田直之さん・由香里さん・有くん・全くん

施主の雲田さんは都内の会社に勤務するサラリーマン。 雲田さんが購入した土地は、段差約7mの高台の土地。北西・北から東・南東まで眼下に鎌倉の住宅街が広がり、近くの山並みも臨むことができます。 夫婦共に関西出身の夫婦が憧れの鎌倉での家作りに挑みます。

* 鎌倉に合う和風の家
*
瓦屋根
*
縁側

敷地面積 231㎡(70坪)
建ぺい率 60%
容積率  160%

 

そんな雲田さんの夢を叶えるのは建築家 日高保。
そして、徹底的に伝統工法にこだわる建築家・日高が集めたのは、同じく伝統工法にこだわる職人達。手刻みにこだわり、普段見られない様な組み方で家づくりを行な作業を行なう大工や、家の「壁」となる土を材料作りから徹底して行なうその道50年以上のベテランの左官職人、そして、施主の希望でもある瓦を、1枚1枚、手作業で、伝統的な「だるま窯」で焼いて作る瓦職人など、伝統工法で建てる家には欠かすことができない職人達が数多く登場します。
間取りは、伝統的な家屋の良さと、広々LDK・対面キッチンといった現代の生活に適したものとなりました。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

いよいよ着工です。
…と思いきや、まず登場したのは左官職人。
土と藁をまぜて、まずは土壁用の土作りから。
その土を発酵させている間に、着工です。

次の職人は瓦職人。
雲田邸で使われる瓦を、一枚一枚、手作業でつくります。

一方、材木工場でも、手刻みによって、複雑な継ぎ手が次々と作られています。
第3の職人、棟梁が木の性質を厳しくチェックします。

大量の材木を使い、様々な伝統工法を駆使し、上棟完了。
最後の棟木は施主自らが打ち込みます。

真夏の日差しの中、職人の魂のこもった1800枚の瓦が屋根に葺かれていきます。この藤岡瓦は、水を吸収するため、夏の暑い時期でも、室内を快適な温度に保ってくれるのです。

いよいよ土壁作り開始。
下地となる竹小舞の作業だけでなんと一週間。
その後、土を変えながら、塗っては乾かすという工程を何度も繰り返します。手間のかかる作業です。

格子戸を初め、様々な職人の手による建具が続々と搬入されていきます。縁側も作られ、いよいよ完成間近です。

 

古都鎌倉に、家族の新しいふるさととなりそうな、純和風なドリームハウスが姿をあらわしました。
5日間かけて施主家族自らが作った焼き杉の外壁が、鎌倉の自然にとけ込んでいます。

玄関には、屋根と同じ瓦を使った玄関庇が作られ、玄関の格子戸にも、職人の技が感じられます。

玄関を入り、東側には、広々とした26畳ものLDK。
すべてが天然の素材で作られた贅沢な空間です。

リビングの隣にあるキッチンは対面式。
ここにも木のぬくもりが溢れています。

キッチンから、リビングを挟んで反対側に作られたのは和室。
欄間には、土壁の下地となる竹小舞をそのまま残しました。

そして、その和室には、ご主人の夢だった縁側。
すべて開け放つことが出来ます。LDKの床に座り外を眺めると、まるで額縁に入った一枚の絵を見ているようです。

2階には、ご主人のための書斎が作られました。
ロフトまであり、秘密基地のようです。

隣の子供部屋には大きな窓がつけられ、開放感たっぷりの明るい空間になっています。そしてここにもロフト。
さらにその隣には、夫婦の寝室。両方の部屋からは、鎌倉の街並みが一望できる8畳ものバルコニーに出ることができます。

伝統的な職人の技が結集した雲田邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。