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甲田邸は こちら!

麻野篤さん

千佳子さん

珠都ちゃん
 
今回お送りするのは、「番組史上最悪の土地」スペシャル!
続いては、東京都江戸川区にお住まいの、麻野さん一家の物語です。
麻野さん一家は、サラリーマンの篤さんに、専業主婦の千佳子さん、そして来年小学校に入学する珠都ちゃんの3人家族。
ご主人の篤さんは仕事柄、海外転勤が多く、日本と海外を往復する暮らしを続けてきました。しかし、珠都ちゃんの小学校入学を期に、家族が落ち着ける場所が欲しいと、家造りを決意したのです。
篤さんと千佳子さんには、共通の希望がありました。それは、掃除がしやすく広いリビングのある空間。
セネガル赴任時代の、ゆとりある快適な生活が忘れられないです。
その夢の空間を再現しようと、麻野さん一家は、世田谷の閑静な住宅街に35坪の土地を購入しました。
しかし、建ぺい率は、なんと50%!
この厳しい条件の中、果たして、掃除のしやすく広いリビングの家は建つのでしょうか!
* 足が伸ばせる天井の高いお風呂
* 掃除がしやすい
*
広いリビング
建築予算 2200万円
敷地面積 115㎡(35坪)
建ぺい率 50%
容積率  100%
 
今回、麻野さん一家の夢を叶えるのは、建築家・
清水禎、34歳。
実は、清水先生は、篤さんの実の弟。
兄の希望を弟・禎がカタチにします。
50回以上の打合せを重ね、完成した夢のプランがこちら!
1階には、希望通り24畳の広いLDKを配置。
もめた玄関もそれなりの大きさを確保しました。
2階は、7畳の子供部屋と13畳の寝室。見晴らしを確保するため、お風呂は2階に設けました。
リビングを広く見せる工夫や、掃除のしやすさのアイデアもぎっしりと詰まった夢のプランの完成です!

 
   
 
まずは、基礎工事。
1ヶ月を費やし、入念に行われます。
待ちに待った上棟・・・なのですが。
麻野邸の土地の前には、たくさんの電線が走っており、クレーン車が使えません。
したがって、作業はすべて手作業で行われます。
リビングの窓下に何やら不思議な段差・・・。
これは、窓枠をふちの分まで外側に下げ、窓ガラスのふちを見えないようにするためのアイデア。
こうすることで、開放感を感じるだけでなく、テラスと一体になって、リビングがより広く感じられるのです。
千佳子さんの希望は、掃除のしやすさ。
そこで、清水先生が考えたのが、作り付けの収納の切断面を45度に切るということ。
これにより、隙間がぴったりと埋まり、より掃除がしやすくなるのだとか。
さらに、扉にも掃除のしやすい工夫がありました。
壁と一体化させることで、掃除がしやすいどころか、ホコリがたまることはありません。
リビングの床に、タイルが敷き詰められていきます。
このタイルは、普通のタイルに比べ、キメが細かいため、汚れがつきにくく掃除も楽なのだとか。

篤さんと千賀子、2階の床素材で、意見が分かれましたが、2人の意見をうまく取り入れ、表面がコーティングされた床材に落ち着きました。
これだと、汚れも付きにくく、掃除もしやすそうです。
篤さんの強い希望であるお風呂は、見晴らしを確保するため、2階に設置。
天井高3メートルと、高い位置に設けられた窓からは、太陽の光が充分に差し込みます。
浴室に真っ白なタイルが貼られていきます。
掃除がしやすいようにと、大きめのタイルが選ばれました。
 
 
こちらは、夫婦の念願でもあった広いリビング。
24畳という広さもさることながら、吹き抜けになった高い天井が、抜群の開放感を演出します。
リビングの横には、12畳のテラスを設置。
リビングと同じタイルを貼ることで、視覚的に連続性をもたせました。
キッチンは、リビングのすぐ隣。
白を基調に、ステンレスをふんだんに使った洗練されたデザインで、使い勝手もよさそうです。
壁一面、収納もたっぷり。
しかも、扉と本体の切断面をそれぞれ45度にカットすることで隙間がぴったり埋まり、楽に掃除をすることができます。
珠都ちゃんの部屋は、吹き抜けに面しているため、日当たりも抜群。
ベッドをロフトにした分、フロアを広く使うことができます。
夫婦の寝室は、13畳とかなり広めな造りに。
ロフトを収納代わりに使うことで、フロア部分がすっきり。
さらに、吹き抜け、窓と、2方向から柔らかな陽が差し込みます。
日当たりがよく、見晴らしも素晴らしいお風呂。
バスタブは、耐久性、保温性に優れたグラスバディスを採用。
天井が高く、足が伸ばせて、眺めもいい・・・。
篤さんにとって、大満足のバスルームとなりました。
家族の夢が、見事カタチになった麻野邸。
それは、兄弟が共に力を合わせ完成した、まさにドリームハウス!
篤さん、千佳子さん、珠都ちゃん、本当におめでとうございます!