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高野邸は こちら!
石井絢さん・直生さん

今回の施主、石井さんご夫婦は結婚して3年目。1人で暮らすご主人のお母さんといっしょに住む家を建てたい、ということが家を建てるきっかけになりました。
石井さんが購入した土地は、1つの土地を3区画に分けた分譲地。道路から見ると細長い土地にしか見えませんが、幅2m45cmの細長い入り口から入ると奥に土地が広がっている旗竿地です。敷地面積は29坪ありますが、変形地のため、細長い部分の面積が10坪もあり、その分、残りの奥の土地の四角部分は19坪とかなり狭くなっています。果たして、この10坪の細長い土地はどのように使われるのでしょうか。
また、住宅密集地のため、採光の確保も必須条件となります。

* 開放感のある吹き抜け
* ギャラリースペース
* バルコニー

敷地面積 97㎡(29坪)
建ぺい率 60%
容積率  150%

 

そんな施主の夢を叶えるのが、ユニークでサプライズな空間を生み出す建築家・日比生寛史。
石井邸の土地には斜線規制がかかり、高さにも制限があるため、有るスペースを最大限活用したプランが求められます。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

着工はしたものの、まずは幅2m45cmの幅の土地から重機を入れることが最初の難関となりました。

基礎工事が始まりました。
なんと細長い土地にも型枠が設置されました。
土地を有効利用するため、ここにも建物が建つのです。

細い土地部分には長さ8mもの通し柱が使われました。
また、鉄骨の梁を使うことで柱を少なくし、広い空間の実現を目指します。

住宅密集地のため、トップライトと吹き抜けを設けることで明るさを確保します。

壁が立ち上がると入り口部分の建物の細さがよくわかります。
上部に大きな窓が取り付けられ明るい空間になりましたが、
北向きのため、直射日光は入らず、暑くなりすぎることはありません。

住宅が隣接している南側には、窓ではなく、曇りガラスブロックを採用し、プライバシーと採光の両方を確保します。
キッチンや玄関扉も取り付けられ、いよいよ完成間近です。

 

世田谷の住宅街に、シャープな外観のドリームハウスが姿をあらわしました。

大きな扉を開けるとそこは、明るい玄関通路兼ギャラリースペース。
自転車をディスプレイ収納したり、お気に入りの絵を飾ったりと色々なアレンジが楽しめる空間です。

玄関通路の先には広々とした玄関があり、大容量のシューズクロークと収納が作りつけられました。
その奥には洗面室と浴室があります。

2階へ上がると、存在感のあるキッチンが特徴的なLDKが。
トップライトからの光が吹き抜けから降り注ぐ、開放的なスペースです。

アーチ型の壁の中は洗面室。こちらもまるで美術館のようなスタイリッシュな雰囲気です。
その奥は、玄関通路の2階部分、大容量のウォークインクローゼットです。

3階への階段の素材はグレーチングを採用し、トップライトからの光を2階まで届けます。

3階は、天井高の低い屋根裏のような二人のくつろぎ場所。

そして、玄関通路の屋上は長いバルコニーになりました。
なんと東京タワーまで見える贅沢な空間です。

限りある土地を、様々なアイデアを駆使して無駄なく有効に使った石井邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。