バックナンバー 前回の放送 建築家データベース 前回の建築家 トップページへ戻る
葛川邸は こちら!

足立忠文さん・郁美さん・大樹くん

会社員として働く足立さんは、長男の誕生をきっかけに家造りを決意しました。
足立さんが購入した土地は、駅から徒歩15分程の敷地面積21坪の土地。その土地を、なんと400万円という格安で購入しました。しかしその土地は、間口4m、奥行き18mの極細の土地で、隣地との間を考えると、幅2.7mの家しか建てられないという悪条件の土地でした。
そんな悪条件を克服しながら、家族の夢がたくさんがつまった家を目指します。

* 長さを活かした家
* 子供を見ながら料理
* 開放的なバスルーム
* 人目が気にならない屋上
* 主人の音楽室
* 収納はたくさん

敷地面積 68㎡(21坪)
建ぺい率 60%
容積率  200% 

 

今回、施主の希望を叶えるのが、過去に狭小地や変形地での設計の経験があり、コストを抑えた設計も得意とする、建築家・矢野雅稔。
プランは、建坪10坪の木造3階建。間口2.7mに対し、奥行き13m、高さ9mと、縦にも奥にも長細い、壁の様な家。コストを抑えるための木造ですが、木造では短い方向への揺れに弱いため、壁を多く設ける必要があります。
そこで、柱と細い壁が一体となった特殊な構造材を取り入れることで壁を最小現にし、広い空間を生み出すという工夫をしました。
家の内部は、長さを活かした開放的な空間を作るため、部屋を段差で仕切る「スキップフロア」を採用しました。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

いよいよ着工です。
基礎が完成すると、幅の狭さが際立ちます。

上棟が始まると、柱と細い壁が一体となった構造材が次々に組み上げられていきます。
空間を広くするために取り入れられた工法です。

スキップフロアによって、目線の高低で空間を仕切りながらも、広がりを感じることができます。
また、家全体を見渡すことができ、家族の気配を感じることができます。

2階正面部分には、重さ約100kgのペアガラスが取り付けられますが、狭い室内を運ぶのに一苦労です。

天井付近の高い位置に設けた窓、
ハイサイドライトは、様々なメリットを生み出します。

施主の希望で、天井にも床材が貼られました。
木のぬくもりが感じられる暖かな空間になりそうです。
キッチンやお風呂も取り付けられ、まもなく完成です。

 

間口わずか4mの細長い土地に、ブルーと木目のコントラストが美しい、すっきりとした外観のドリームハウスが姿をあらわしました。

玄関を入ると、早速スキップフロアの効果が。
反対側の窓まで視線が届き、空間の広がりを感じられます。 飛び出した壁を利用した、大容量の収納が設けられました。

玄関から一つフロアを下がると、納戸があります。
その奥には、施主が趣味を楽しむ音楽室がつくられました。

玄関の一つ上のフロアは、大きな窓から光が差し込む明るいキッチンとダイニングです。
ここでも飛び出した壁が収納に大活躍。

キッチンの上はリビングと子供部屋になり、奥さんの、子供を見ながら料理をしたいという希望が叶いました。
床と天井の木目が、空間の広がりと柔らかさを演出します。

次のフロアには、トイレ、洗面室、バスルームの水周りがまとめられました。

バスルームの外には、壁に囲まれたバルコニーがあります。外からの視線は遮られますが、中からは空が見え、開放的な 入浴タイムが楽しめそうです。

一番上は、少し小さめの窓で
落ち着いた雰囲気の寝室です。

そしてルーフバルコニー。壁があることで、プライバシーが守られ、更に、周りの建物が見えないので、空の一部を切り取ったような 気持ちのいい風景が楽しめます。

柔らかな光と木のぬくもりが感じられ、狭さを感じさせない足立邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。