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足立邸は こちら!

葛川義廣さん・弘子さん・直美さん

今回の施主は、岐阜県に住む葛川さん夫婦。長女の出産をきっかけに、孫の近くで暮らしたいと、東京に住む次女との同居を決意し、埼玉県で家づくりをスタートさせました。
葛川さんが購入した土地は、駅から徒歩10分程の43坪の敷地。南に住宅が建っていますが、東と西は抜けているため、日当たりは良好です。
葛川さんの新居への希望は、年齢の事も考え平屋。そして、趣味で撮影した写真を飾れるフォトギャラリーも希望しています。
さらに、親子での同居のため、プライベートも確保しつつ、 家族の気配をしっかりと感じられる家を目指します。

* 明るくて開放的な平屋
* 家族の気配を感じるプライベートスペース
* 使いやすいキッチン収納
* 明るい風呂

敷地面積 142㎡(43坪)
建ぺい率 50%
容積率  80%

 

今回、施主の希望を叶えるのが、施主の長女夫婦である、建築家・葛川かおると鹿田征歳。
施主でもある家族の希望を叶えるため、大きな木の下に家族が集まる家をイメージした、斬新な平屋を設計しました。
1番高い場所で約5mと2階建て程の高さを誇る平屋。その開放的な空間を可能にした驚きの構造の秘密は、家の中に出現した4つの小さな家です。
さらに、家の中を2つのエリアに分け、あえて外を作り出す事で 適度な距離感を作り出しました。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

いよいよ着工です。
掘削が終わると、床下の断熱効果を高めるため、一面に断熱材が敷かれました。

上棟が始まりました。複雑な構造を持つ葛川邸の材木は、機械ではカットできないため、1本1本職人さんの手作業で加工されました。

徐々に形が見えてきました。
複雑な骨組みに、ここでも職人さんたちの技が光ります。

家の中になんと4つの屋根が出現しました。
大きな木の下に集まる家をイメージし、家族間の適度な距離感を 演出しました。

外壁の上部には下地材が張られず、細い木材が下地に使われ、その上に透明な部材が張られました。
夏の高い陽射しを遮り、冬の低い陽射しはたくさん取り入れるための工夫です。

煙突のような長い換気扇と二つの小さな換気扇が取り付けられました。空気の循環を利用した寒さと暑さ対策です。
ウッドデッキやキッチンなどの工事が終わると、いよいよ完成間近です。

 

住宅街の一角に、存在感のあるログハウスのようなドリームハウスが姿をあらわしました。

天井の高い玄関からは、まだ家の全体像が見えません。
この先に広がる空間への期待が高まります。

玄関の先に現れた開放感抜群の空間は、家族みんなが集えるダイニングになりました。 まるで外のような明るさです。その先には、見晴らしの良いウッドデッキが作られました。

第1の家は、施主の「夫婦の家」、ダイニングをはさんだ向かい側は、第2の家、ゆったりとくつろげる「リビングの家」です。

「リビングの家」の隣にはキッチン。
少しこじんまりとしていますが、収納が多く、奥には土間と勝手口も ある、使い勝手の良いキッチンになりました。

玄関から入って、ダイニングの反対側は、洗面室。
その壁面は、趣味の写真を飾るギャラリーになりました。

洗面室の隣、玄関をはさんで「夫婦の家」の反対側は、第3の家、「娘の家」です。

最後の家は「離れの家」。旅館のような木の香り漂う、落ち着いた雰囲気のお風呂です。 明るさも実現されました。

そして、4つの家の上には9畳もの広々としたロフトがつくられました。ツリーハウスのような、施主お気に入りのスペースになりました。

建築家のアイデアと、職人さんたちの技術で、見事に希望が叶えられた葛川邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。