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谷口亨さん・奈緒さん・結葉ちゃん・晃誠くん

現在社宅に暮らす施主の谷口さんは、利用期限が過ぎ、家賃の自己負担が2倍に増えてしまうことを機に、家を建てることを決意しました。
古地図を見ながらの散策が好きな施主が出会ったのは、自然や文化に触れあえる、文京区小石川。かねてから巡っていた情緒あるこの地が気に入りました。
また、建築雑誌を読むことが趣味の施主は、デザインにもこだわりを持っています。
最大建築面積11坪の土地に希望が盛り沢山。夢を叶える家作りが始まります。

* ユニークなデザインの家
* 明るさと風通し
* 収納
* 屋上
* 駐車場
* お母さんの部屋

敷地面積 62.6㎡(19坪)
建ぺい率 60%
容積率  160% 

 

谷口さん一家の夢を叶えるのが、モダンなセンスとユニークな発想の家づくりを得意とする建築家・中辻正明と中辻雅江。
提案したプランは、11坪の家に13のスペースを作るという
もの。家の至る所に段差を設け、視覚的広がりを獲得しようという作戦です。
また、部屋同士のつながりを持たせるよう、随所に隙間を設け、家全体に行きわたる光を確保します。
そして、狭小なのに収納たっぷりのワザも!
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

まずは地盤改良から工事がスタート。
前面道路の幅が2.1mと大変細く、建築重機が入れないため、職人泣かせのたいへんな工事になりそうです。

間口が狭いため、材木が搬入されると、それだけで土地が
いっぱいに。
狭い土地で効率的に作業をするため、上棟は、
親子の大工さん2人と現場監督のたった3人で行います。

重機を使わず手作業での上棟に、大工さんは大苦戦です。
重さ65kgの梁は2人では持ち上がらず、現場監督と3人で
ようやく取り付けが完了しました。

2階床部分の組み上げ終了。
現れた2階の床全体にはいくつもの段差が…
かなり複雑な構造のようです。

2階には、高さ230cm、幅340cmの大開口があります。
そこから入る光と風が、2階床下の隙間を通って1階の玄関に入るという仕組みです。

たくさんの段差がある谷口邸。
1週間かかって、ようやくすべての階段の取り付けが終わり
ました。
キッチンや浴室の工事も終わり、いよいよ完成間近です。

 

小石川の閑静な住宅地に、どっしりとした存在感のある
ドリームハウスが姿をあらわしました。

玄関上部の隙間から差し込んだ光が、
白く輝く壁に反射し、
明るく眩い空間を作り出しています。

落ち着いたトーンでまとめられた洗面浴室は、
浴室との仕切りをガラスにすることで圧迫感を軽減しました。

1階の一番奥は、お母さんのための和室です。
部屋の前にはコンパクトながら、専用のキッチンも作り付けられました。

2階のLDKは、2つの段差で視線の広がりを演出しました
キッチンスペースには、パントリーなど収納もたくさん。

2階真ん中のダイニングスペースは天井の高い、開放感のある空間に。
天井の隙間からは、3階からのやさしい光が届きます。

ダイニングスペースの隣にはリビングスペースあり、
大開口と、その内側には少し小さめのサンルームが設けられました。

2.5階には寝室、その上には納戸が作られました。
3階の子供部屋にも収納がたくさん。
子供たちが大きくなっても快適に使えそうです。

子供部屋から少し上がったところはアトリエ、
そしてその先 には、ルーフテラスがあります。
見晴らしが良く、とても贅沢な場所です。

施主のこだわりと、建築家のアイデアが見事に結びついた谷口邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。