募集 バックナンバー 前回の放送 建築家データベース 前回の建築家 トップページへ戻る
坂の上のワケアリ一等地!“段差ハウス”は こちら!

新倉さん一家

同じ会社に勤める新倉さん夫婦は、会社に自転車で通える距離に家が欲しいと考えていましたが、予算を考えると新築を建てることは難しく、マンションの購入を検討していました。
そんな中、中古マンションのリノベーションセミナーに参加し、そこで、リノベーションが、自分たちのライフスタイルに合い、なおかつ予算内に収まることを知り、チャレンジすることにしました。
新倉さんが出会ったのは、築50年の代々木のマンション。築年数は古いが、広さ、緑の多い環境に魅力を感じ、3000万円で購入しました。
こだわりのたくさんつまったリノベーションが始まります。

* 家族の気配を感じたい
* キッチンを主役にしたい
* アイディアのある収納

占有面積 63.3㎡(2LDK)
バルコニー面積 11.7㎡

 

そんな新倉さんの夢を叶えるのが、空間ディレクター・和泉直人と建築家・天野美紀。
マンションのリノベーションや斬新な空間づくりを得意とするユニット。

二人が提案したプランは、部屋を斜めに配置し空間の広がりを作るというもの。リビングをメガホンのような形状にすることで、空間をより広く感じられ、光を取り込むことが出来ます。また、料理好きの夫婦の為に、キッチンを部屋の中央に配置しました。
それに対して、仕切りを兼ねた収納が直角に配置されます。収納の上部が開いていることで、家族の気配を感じられる工夫もされています。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

まずは解体から工事がスタート。
壁を取り除き、電気配線なども撤去していきます。
がらんとした空間が現れました。

解体してみると、解体前に計算した寸法より部屋が大きく、
一部天井高も高いことが発覚しました。
リノベーションではこのような予想外のことが起こります。

大工工事が始まると、板が斜めに固定されました。

玄関上部に斜めの板を取り付け、収納スペースとして
4.4畳のロフトスペースが設けられました。

部屋の真ん中には、存在感のある斜めの木枠が登場。
正体は間仕切りを兼ねた、長さ5mの収納です。
上部を開けることで、一体感を演出しました。

そしてキッチンは、なんと家の真ん中に。
工事期間はわずか2ヶ月と少し。いよいよ完成間近です。

 

玄関を入った瞬間から以前とは全く違う雰囲気に
驚かされます。

玄関横にはロフトとクローゼットが作られました。

中に入ると、南側の窓に向かって斜めに広がる
間仕切りの効果で、広々とした空間が演出されています。

シャープな印象のキッチンは存在感抜群。
見事に主役になっています。

リビングには大きな窓から光が降り注ぎ、気持ちの良いくつろぎスペースが生まれました。
仕切りではなく、床材を変えることで、
別空間を演出しました。

バルコニー側の床はモルタル仕上げのインナーテラスに。

リビングから収納間仕切りを挟んだ反対側は寝室です。
壁の色も落ち着いたトーンで仕上げられました。

少ない予算ながらも、様々な工夫をこらし見事に自分たちだけの特別な家を完成させた新倉邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。