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新倉邸は こちら!

施主一家

今回の施主は、現在江東区のマンションにお住まい。
3年前、一度新築を断念しましたが、2人目のお子さんの出産を機に再び決意し、ご夫婦の仕事場の中間、大田区に敷地を購入しました。
そんな施主が出会ったのは、自然や文化に触れあえる大田区の、敷地面積29坪の土地。土地の値段は通常の6割程と格安でした。というのも、その敷地は、階段に挟まれた踊り場のような場所にあるため、敷地まで車で行く事が出来ないのです。職人さんたちを悩ます難しい工事になりそうです。

* 明るくて開放的なリビング
* 家族の見えるキッチン
* たっぷりの収納
* オシャレな風呂
* 効率的な家事室

敷地面積 98.3㎡(29坪)
建ぺい率 50%
容積率100% 

 
そんな施主の夢を叶えるのが、デザイン性を活かした
ユニークな発想の家づくりを得意とする建築家・井上玄。

そのプランは、空間を段差で分けるスキップフロア。2階建てでありながら4つのフロアで分ける事で、家事動線を階でまたがずに済むだけでなく、家族の気配をいつでも感じれらる空間を提案しました。
また、道路面に窓を設けない事でプライベートを確保しつつ、内側にちょっとした中庭を計画しました。
さらに階段室をガラス張りにする事で、家全体に行きわたる光を確保します。
どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

着工とともに始まったのは、なんと土嚢作り。
ショベルカーを土地に入れるだけでいきなり一苦労。
職人泣かせの難しい工事になりそうです。

掘削が始まりました。
掘った残土は、なんとショベルカー同士のリレーで
階段下へ。

着工から44日かけてようやく完成したのは、
複雑な基礎。

上棟はすべて手作業で行われるため、
たいへんな作業です。
特に6mの通し柱は職人さんたちを苦しめます。

家の中に現れた巨大な溝。
その両側をつなぐ鉄骨階段が取り付けられ、
段差の多い複雑な構造があらわになりました。

重さ190kgものガラスが搬入されました。
こちらはなんと11人がかり!
苦労のかいあって、南側には大迫力の大開口が
出現しました。

LDKの床は施主希望のヘリンボーン張り。
職人さんの技術が光る美しい模様です。
バルコニーや浴室の工事が終わり、
いよいよ完成間近です。

 

大田区の高級住宅地に、モダンな外観の
ドリームハウスが姿をあらわしました。

落ち着いた雰囲気の玄関には、
大容量の収納が設けられました。

玄関のすぐ奥にある夫婦の寝室は中庭に面しているため
外で遊ぶ子供の姿を見られます。
寝室の向かい側にあるのは4.7畳の広々とした納戸。

2層目に上がるとあるバス・トイレは、ガラスの扉で
開放感が演出された、ホテルのようなオシャレな
空間となりました。

同じく2層目には多目的室があり、こちらにも
家族の衣類をたっぷり収納できるスペースがあります。
バルコニーがあるため、家事動線もバッチリです。

3層目には大開口が開放的なLDK。
そして、床は職人さんが一つ一つ丁寧に張った、
心のこもったヘリンボーン。
ぬくもりを感じられる美しさです。

4層目には、今は家族全員の寝室となっている、
将来の子供部屋があります。

同じ4層目にあるもう一つの子供部屋は、
明るく開放的で、さらに、LDKのある下の層から部屋で遊ぶ子供たちの様子を見守ることができます。

施主のこだわりと、建築家のアイデア、
そして職人さんたちの技術と苦労が見事に結びつきました。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。