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青木邸はこちら!

バードさん一家

今回の施主、イギリス人で税理士のバードさんは、結婚後に来日しました。
子供達の為に「環境の良い場所」をと1年半ほど土地を探し続け、出会ったのが、鎌倉駅から車で約15分、閑静な住宅街にある築25年の日本家屋一軒家付きの土地。
新居を建てる前に、どんな環境の土地なのかを知ろうと10ヶ月その家で暮らしてみたところ、湿気でカビが発生し易い事が判明したため、通気の良い明るい家を目指すことになりました。
番組史上最高額の予算での家作りが始まります。

* 明るく広いリビング
* コンサバトリー
* 全館空調
* 天井が高い
* ワークスペース

敷地面積 517㎡(156坪)
建ぺい率 40%
容積率  80% 

施主の夢を叶えるのが、機能美を持ちながらシンプルかつモダンな家造りを得意とする建築家・奥野公章。
提案したプランは、キューブ状の空間を凸凹に配置することで、通気と大胆な採光を実現させた、地上2階建て、鉄骨造のなんとも不思議な家。
リビングの天井高はなんと3m50cm!南側は全面ガラス張りの大開口で、施主の希望が形に。そして収納が沢山ある機能的なキッチンや、どの部屋にいても温度が一定な、憧れの“全館空調システム”も圧巻です。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?


着工後、台風の猛威に負けず、
基礎工事が進められました。
4tミキサー車36台分ものコンクリートが使われて完成した基礎は大規模なものになりました。

上棟に使われる鉄骨は214本!
同じく鉄骨でできた階段も設置され、上棟が終了しました。

巨大なガラスが搬入されました。
これはコンサバトリーのトップライトになりました。
明るい空間が生まれそうです。

長さ7.5mの銀色のイモ虫のような管が現場に。
正体は、冷暖房と換気のためのフレキダクト管です。
これを19本も壁の中をはわせます。

リビング大開口のガラスが取り付けられました。
その総重量は16枚で500kgにもなります。
光溢れる気持ちの良い空間になりそうです。

フローリング材が床だけでなく天井にも張られました。
その枚数、1600枚にものぼります。
これは、空間の一体感を出すための工夫です。

エントランス部分には木目が美しい
杉板型枠という工法が採用されました。
様々な大掛かりな工事を経て、いよいよ完成間近です。

 

鎌倉の閑静な住宅街に、
まるで美術館のような美しい外観の
ドリームハウスが姿をあらわしました。

様々な日本の職人技が光るエントランスを抜け、
大きな玄関扉を開けるとそこは
広々とした玄関スペースです。
大容量のシューズクローゼットが作られました。

玄関の奥の障子を開けるとそこには
小さな和の空間が出現。
お客さんを迎える贅沢な空間になりました。

玄関から入ってすぐにあるダイニング。
明るいながらグレーのフローリング材が
落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

ダイニングとつながるキッチンには
パントリーもあり、とても機能的。
ダイニングとキッチンは天井にも床と同じ
フローリング材が張られ、
建築家の狙った“一体感”が見事に演出されました。

そして、家族の集まるリビングは、
なんと天井高3.5m!
大開口の内側の窓は障子のイメージでデザインされ、
視線を遮りつつ光は遮らないという効果が期待されます。

コンサバトリーはトップライトから光が降り注ぐ、
明るく暖かなスペースになりました。

清潔感のある洗面横の浴室にあるのは、
広々とした丸い浴槽。      
家族みんなで入れるようにと
施主自らが探してきたものです。

濃い色の床材がシックな印象の寝室には
4.2畳のウォークインクローゼットが作られました。

1Fの一番奥には客室が作られました。
海外からのお客さんにも喜んでもらえそうな和室は、
くつろげる旅館のような雰囲気に。

2階へあがると施主希望のワークスペース。
コンパクトながら秘密基地のような落ち着ける場所です。

施主のワークスペース横の子供部屋は、
バード邸唯一のバルコニーに繋がり、
階段を挟んで反対側にあるもう一つの子供部屋は、
家事室でもあるもう一つのワークスペースと
繋がっています。

家族を思う施主のこだわりと、職人さんの技術、
建築家のアイデアで、
明るく開放的な空間を実現させたバード邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。