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中瀬邸はこちら!

福田さん一家

今回の施主・福田さん一家は、現在住む目黒の1LDKのマンションは、娘の成長とともに手狭になると考え、新居を探す事に。中目黒の駅から歩いて10分ほどという好立地の敷地が売り出されている事を偶然に発見し、破格の値段で購入しました。しかしこの土地がワケアリだったのです。幅が超極細のL字型、車が通れないほど狭い接道、更に現在駐車場である西側には将来建物が建ち、陽があたらなくなる可能性も。更に更に、建ぺい率が60%と制限が厳しいため、建築面積は9.6坪以下の狭小住宅になってしまいます。
建築予算は土地代込みで4000万円。しかも夢と希望はてんこ盛り。
果たしてドリームハウスは無事に完成するのでしょうか?

* 出来る限りの収納
* 明るい家
* 狭さを感じさせない
* バーベキューが出来る屋上
* オーブン付きのキッチン

敷地面積 52.8㎡(16坪)
建ぺい率 60%
容積率  160%  

福田さんの夢を叶えるのが、狭小・変形敷地にローコストで家を建てる事を得意とする建築家・芳地香奈。芳地の提案したプランは、2階建ての木造住宅。
西側からの視線を遮り、明るさを家の中に取り込む為にトップライトが取り付けられました。
また、家の中に20cm程の段差を設け視線の高さを変える事によって狭さを感じさせない工夫を施しました。狭さを感じさせないアイデアはその他にもたくさん!
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?


いよいよ着工です。
ショベルカーが入ると土地の狭さがわかります。

L字型の基礎が完成しました。
道路に面した基礎の幅は、
なんとわずか1m70cmです。

上棟では、大きなクレーンを使って、
慎重に材木を搬入します。
大きな棟木も取り付けられました。

トップライトが取り付けられました。
高さを変えて、合計5つも!
これで明るさが確保できそうです。

限られた空間を広く見せるための強力な助っ人が。
インテリアコーディネーターの町田さんが、
様々なアイデアを提案してくれました。 

廊下の壁面に収納が取り付けられました。
奥さんも大満足の容量です。 

こだわりのキッチンも取り付けが完了しました。
こちらはご主人が大満足!

1階リビングは1面だけ色の違うクロスが貼られました。
奥に目線を誘導し、狭さを感じさせないという工夫です。
内装工事も順調にすすみ、いよいよ完成間近です。

 

中目黒の住宅街に、明るくシャープな印象の
ドリームハウスが姿をあらわしました。

玄関からの扉を開けると、
そこは1.2畳のコンパクトな玄関。
靴箱も十分な大きさです。

廊下を狭くしてまでも作った収納スペースは、
床下収納もある機能的なものになりました。

トイレもコンパクトですが、
ここにも収納が作りつけられています。

収納力バツグンで、動線も考えられた使いやすいキッチンは、随所にシェフのご主人ならではのこだわりが感じられます。

キッチンの隣のリビングダイニングは、深緑色のクロスが目を引く、落ち着いた家族のくつろぎ空間になりました。
キッチンとのわずかな段差には、視線の高さをズラし空間の広がりを感じられるという効果があります。

2階の浴室には、ガラスのドアと大きめの鏡で狭さを感じさせない工夫が施されました。

浴室の奥には、天井高3.9mの子供部屋。
幅は狭いものの、たくさんの窓と高い天井そして、ペールグリーンの壁で明るくかわいらしい印象のお部屋に。

子供部屋の入口上にはロフトがあります。
奥行きがあり、大きな荷物を入れておくことができます。

2階にあるもう一つの部屋は主寝室。
こちらも明るく居心地の良い部屋です。

そして、念願のルーフバルコニー。
洗濯物を干したり、バーベキューを楽しんだり、と色々な使い方が出来る気持ちの良い場所になりました。

限られた空間ながら、
様々な工夫で夢を手に入れた福田邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。